【K-1 KRUSH】”戦う官僚” 松本篤人、過去最強の相手に「こんな凄い選手との試合、本当に嬉しい」
9月16日(月・祝)東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 KRUSH FIGHT.105』で行われる第1弾対戦カード発表会見が7月18日、都内にて行われ、スーパー・ライト級で山際和希(30=谷山ジム)と松本篤人(35=バンゲリングベイ・スピリット)の一戦が決定した。
山際はビッグバンウェルター級王者で17年の初代K-1 WORLD GPウェルター級王座決定トーナメント第3位になっている今回45戦目のベテラン。4月の「KRUSH」ではKO勝利しその勢いを今大会につなぐ。
対する松本は東大卒の厚生労働省で働く“戦う官僚”、多忙な仕事の合間を縫い練習し、2008年J-NETWORK全国トーナメントウェルター級優勝、2009年KAMINARIMON全国トーナメント70kg級優勝、2010年シュートボクシング東京大会70kg級優勝というアマチュア三冠王で、2015年からKrushに参戦。年に1〜2回のペースで試合に出場。K-1、Krushでは負けなしで、今回が10戦目にして過去最強の対戦相手に挑む。
会見に登場した松本は「仕事場から時間休をもらってパッと来たんですけど、ばっちりネクタイを締めてる山際選手と違ってすみません、公務員なものでクールビズ期間なので、ネクタイがないですけども、そのへん、ご容赦ください」と格闘技の会見と思えないような空気で丁寧に挨拶。
そして今回試合に出場するにあたり「今年1月の末に試合させていただいて、自分は試合したいのですが、お話し頂くと仕事忙しくて断ったり、すごい使いにくい選手だなって自覚してますが、今回こんな凄い強い、山際選手と試合をさせてもらえるっていうことで本当に嬉しく思っています。ちょっと仕事も結構火を吹いているのですが、いい試合をしたいなあと思っております」と、これまで若手クラスとの対戦が中心だったが、今回はベテラン山際との対戦に加え、試合に出場できること自体にも感謝している様子。
対する山際は松本戦に向け「ガンガン攻めて、バチバチに撃ち合って、KO狙って行きたいと思います。(松本の)ファイトスタイルとしては、プレスをかけてコツコツ当てるっていう賢いスタイルだな、と思います。なので、きっと、距離の取合いペースの取合いになるので、まずはしっかり自分がペースをとった上でしっかり攻めてKOしたいと思います。僕は国士舘大学出身なんですけども、国士舘=気合だと思っているので、ちょっと国士舘ならではの気合を松本選手にぶつけたいと思います」と国士舘魂とこれまでの経験値でKOを狙うと宣言。
松本はこれに対し「多分ぼーっとしてたらサンドバッグになって終わるのかなあという気がします。でも、そこをどうにか距離をつぶして、山際選手のやりたいことをやらせないようにするっていうのが、できるかどうか、と。多分、ディフェンス力発揮するような試合展開になったら多分それは僕がサンドバッグになっているってことだと思うんで、そうならないように考えていきたいと思います」と工夫しながらもアグレッシブに行くとした。
そして最後に「そもそも自分が試合できるってことが嬉しいんで、あんまりちょっとレアキャラなんで、是非この自分がリングの上で生き様を見せているところを見て欲しいなあと。世の中のサラリーマン代表として頑張りたいなあと思いますんで、是非、応援宜しくお願いいたします」と結んだ。
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