【ONE】元UFC王者エディ・アルバレス、敗者復活で準決勝へ「タイトルを獲るまで二度と負けない」
8月2日(金)フィリピン・マニラにて開催される『ONE: DAWN OF HEROES』でエドゥアルド・フォラヤン(35=フィリピン/元ONEライト級世界王者)と対戦する、エディ・アルバレス(35=アメリカ/元UFC世界ライト級王者&元ベラトール世界同級王者)。
アルバレスは06年にMARS(現在は消滅)、08年からはDREAMに参戦して数々の名勝負を残した、日本でも人気の高い選手。09年からベラトール、14年にはUFCに進出、それぞれで世界ライト級王座を戴冠した。
19年3月の両国大会でONEデビュー。ONEライト級ワールドGPトーナメント準々決勝で、ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)と対戦するも、まさかの大番狂わせで初回KO負けを喫した。
今回、ナシューヒンが怪我で欠場したことで、アルバレスは敗者復活。フォラヤンとのONEライト級ワールドGP準決勝へ進出することになった。
このチャンスに「タイトルを獲るまで二度と負けない。誰が相手でもONEの頂点を極めるまで負けなければいい」と、アルバレスは熱く意気込む。
対戦相手のフォラヤンは、中国拳法・散打仕込みの打撃を得意とする選手。ONEの第1回大会から出場し、16年11月には当時2度の王座防衛に成功していた青木真也を下してONEライト級世界王者に。17年には一度タイトルを失うも、その翌年に王座に返り咲いたが、今年3月の青木真也との再戦で敗れて王座陥落となった。
アルバレスもフォラヤンの実力を認め、「武術太極拳といったかな。フォラヤンは凄く良い選手だと思う。打撃もレスリングも」と語る。しかし、「俺が歩んできた道で経験してきたものを、彼は知らない。その差が出るはずだ」と自信は揺るがない。
「打撃でもグラウンドでもどんな展開でも対応する自信があるし、圧倒してみせる。俺が自分らしく闘えば、世界の誰にだって負けやしない」と、自身の持ち味を最大限に生かして勝利することを誓った。
UFCとベラトールをどちらも制し、ONEライト級世界王座を次の目標とするアルバレスと、再びの王座返り咲きを狙うフォラヤン。10月の日本大会で行なわれる決勝へと駒を進めるのはどちらか。注目の一戦だ。
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