【海外ムエタイ】WBCタイトルに挑む石井一成、タフなタイ選手に「何もさせません」と完封宣言
8月9日(金・現地時間)、タイ・ルンピニースタジアムにおいて、WBCムエタイ世界スーパーフライ級王座決定戦に挑むWPMF世界フライ級・IBFムエタイ世界フライ級王者の石井一成(20=ウォーワンチャイプロモーション)のインタビューが届いた。
タイでの試合は約2年ぶりになるという石井。この間、日本国内の大会で2018年12月にKING OF KNOCK OUT初代フライ級、2019年2月にWPMF世界フライ級、2019年6月にIBFムエタイ世界フライ級と、3つのタイトルを獲得。今回は4本目のベルトを懸け、IBFのタイトルを争ったペットタイランド・ヨードムエポンラット(タイ)との再戦となる。
ペットタイランドは今年6月のIBF戦では、左右のミドルを中心に石井へ迫った。当時の印象を「とてもタフでパワーがあった」と振り返ったが、それを踏まえ石井は「作戦や対策はほとんど考えていません」と自信を見せる。「前回同様に何を出してこようが、自分の攻撃だけを当てて何もさせません」と早くも完封宣言が飛び出した。
注意しなければならないのはタイ独自の判定基準。「判定のポイントは日本と全然違う」と石井自身も語る通り、直近では日本国内での戦いに最適化してきた石井は、「首相撲にも順応しないといけない」と、タイの基準に即したスタイルへの対応を進めていくと語る。しかし前提としては「今回もKOを狙う」と、前回同様の文句なしのKO勝利を目指すという。
今回の試合はタイの人気テレビマッチ「True4U」のテレビ枠で放映され、100万バーツ(約350万円)の賭け試合として行われる。日本にはない懸け文化もあるタイでの試合だが、石井は「緊張はありません!楽しみです」と余裕の表情。4本目のベルト獲得へ向け、「必ず緑のベルトを巻いてきますので日本から応援よろしくお願いします」と、日本のファンへ自信あふれるコメントを残した。
(練習写真、取材 Hiroshi Soda 早田寛)
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