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【ボクシング】田中恒成は防衛戦に、兄・亮明は東京五輪目指しバチバチのスパー

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2019/08/05(月)UP

田中恒成(右)と東京五輪を目指す兄亮明

 WBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)と兄でオリンピック出場を目指す亮明(25=中京高校教員)が報道陣を前に公開スパーリングで拳を交えた。

 田中恒成は8月24日(土)、名古屋市内の武田テバオーシャンアリーナにて同級1位のジョナサン・ゴンサレス(28歳=プエルトリコ)相手に2度目の防衛戦を行うが、スパーリング前に会見に臨んだ恒成は「試合まで後3週間というところで、調整も順調に進んでいるし、スピードを生かした試合が見せられると思います」と試合について意気込んだ。

 また、兄の亮明との練習については「1番練習になる相手、アドバイスももらっているので生かせると思う」と自信を見せた。

恒成はスパーで兄へ鋭いボディストレートを出す

 兄・亮明は「弟は本当に強くなっていると思う。次の防衛戦も勝てる」と恒成の調整具合に太鼓判。
 夢は兄弟世界一だ。亮明は東京五輪での金メダルを狙う。「とりあえず、日本で1番強いことを証明してからオリンピックに進んでいきたい」と、今後控える日本での予選に気合を入れた。

 スパーリングに入った両者は、開始からサウスポーの兄亮明がジャブを綺麗に決めスタート。
 1R中盤は恒成が鋭い踏み込みから右ストレートで兄の顎を跳ね上げ一気に白熱した。
 2R、距離を詰めた恒成が優先に進めたが、ロープ際から体を交わした亮明の左ストレートも恒成のこめかみにヒットし2ラウンドのスパーリングは両者の良い部分がクローズアップされ終了。報道陣からは「お金を払ってでも見たいスパーリング」との言葉が出た。

田中恒成(24)
WBO世界フライ級王者
世界最速3階級制覇
13戦全勝(7KO)

田中亮明(25)
中京高校教員
中京高校ボクシング部監督
2015、16年 ボクシング全日本選手権フライ級二連覇

(取材・写真:植田洋介)

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