【RIZIN】堀口恭司、狙うは“将棋のような”理詰めのフィニッシュ
8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナで開催される『RIZIN.18』に出場するRIZIN・Bellator世界バンタム級 二冠王者の堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)が7日に行われた公開練習後、記者会見を行った。
RIZINにおいて、自身初の一般公開練習イベントを行った堀口。イベントを終えた感想を「すごく力になりました」と、体感温度で40度を超えようかという炎天下の中、観覧に来た多くのファンからパワーをもらったと上機嫌で語った。
改めて対戦相手である朝倉海(25=トライフォース赤坂)の印象を問われると「トータル的にできる主に打撃の選手」と分析。その上で「タックルも狙えるけど、そこから先(極め)はない」という特性も看破していることを明かした。
実績面でも実力面でも差があると言われる今回の対戦は、チャンピオンに対して新鋭が挑むドラマ性がある一戦だ。UFCではランクの近い選手同士のマッチメイクが求められるため、選手同士のスケジュール次第でなかなか試合が組まれないこともあるという。堀口はドラマを作るRIZINらしい今回のマッチメイクを歓迎。「若い選手と試合が組めると自分の経験にもなるし、試合もコンスタントに組めてうれしい」と喜びの表情を見せた。
その上で堀口は、実績に差がある相手でも「格闘技はやってみないとわからない」と決して油断は見せない。「一発当たって効いてしまえばそれで終わり」と格闘技の恐ろしさを知り尽くしている堀口は、若く勢いのある朝倉から「ラッキーパンチはもらわないように」と警戒を強める。フィニッシュの形にこだわりはないというが、「打撃でも寝技でも、将棋のようにしっかり詰めて最後に決める形にしたい」と、勝つべくして勝つ理詰めの展開をイメージしていることを明かした。
心身ともに盤石の状態で試合に臨むことを感じさせる堀口。この絶対的王者に、新進気鋭の朝倉がどんな爪痕を残すのか期待したい。
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