【KNOCK OUT】日菜太、プロレスファンから「何を調子に乗ってんだ、この若造」
8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』のセミメインに出場する、REBELS70kg級王者・日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)。
日菜太はREBELS 70kg級王者として現在3連続防衛中。2018年10月に現WKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創、2019年2月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者シップムーン・シットシェフブンタムを退けている。
今回の対戦相手は、元ラジャダムナン三階級制覇王者ジョムトーン・チュワタナ(29=タイ)。ジョムトーンはボクシングでも東洋太平洋のタイトルを獲得し、2015年には内山高志(ワタナベ)の持つWBA世界スーパーフェザー級タイトルに挑戦した経験もある(ジョムトーンの2RKO負け)強豪だ。
ジョムトーンの印象を日菜太は「2016年のクンルンファイトでは70kg世界トーナメントに出て準優勝するなどの結果を出しているので普通の選手ではありませんよね。内山さんがジョムトーンに勝った大田区総合体育館と同じ会場で今回も行われるので、僕も同じようなインパクトある勝ち方をして盛り上がるようことをしたいですね」と内山高志に続くと言う。
試合展開について「パンチを食わないように、パンチで倒されないようにしたいですね。体格に関しては僕の方が圧倒していると思うので、パワーで押し切って盛り上がるように最後にKOで勝ちたいです」とKO勝利を目指す。
日菜太は5月のKNOCK OUT新体制発表記者会見で「来年1月4日と5日に新日本プロレス東京ドーム大会があるので、そこで僕の試合を組んで欲しい」と、キックスロードの木谷高明オーナーにアピールした。
東京ドーム大会では「有名なプロレスラーとキックルールでやってもいいですし、別なルールでもやっていいと思っています。そうすることでキックには面白い選手がいるんだぞ、というものを見せたいですね」と言う。
周りの反響として「プロレスファンからツイッターで“お前ふざけんな”というメッセージが来ました。『新日本プロレスのレスラーでさえ上がれないレスラーもいる舞台なのに、お前何を調子に乗ってんだよ、この若造が!』と言われました」と苦笑する。
「多分そういう人たちは僕のことを全然知らないんです。後から僕のことを詳しく調べてくれて書いた情報がネットに掲載されたら、『結構そこそこいい実績を残している選手がキャリアの終盤にそういうことを言われているんですね、すみませんでした。それでもプロレスのリングは神聖なので』と、凄く長文で色々と送られてきました。それだけプロレスファンは僕の発言を気にしてくれているみたいです。本当に実績のない人が言ったとしてもスルーだったと思うのですが、それだけ気にされているので8月の試合が終わってからもっと気にしていただけたら、と思いますね」と、どんな形であれプロレスファンから注目されたいと語る。
さらに「そういうプロレスファンがキックの試合を観にきて、ブシロードが関係している新日本プロレスも KNOCK OUTも面白いよね、と言われる世界にしていきたいです」とキック界の繁栄を願う。
また、対戦相手のジョムトーンは、同門のシップムーンが日菜太にKO負けしていることについて「私はシップムーンとは違います」と余裕の笑み。今回はヒジ無しルールだが「全く問題はありません。中国ではヒジなしでやっています」とし「是非、私のことも応援して下さい。必ず勝ちます!」と自信を持って意気込んだ。
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