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【KNOCK OUT】江幡塁、1年ぶりの小笠原戦は「もっと面白くなる」と予想、目指すは兄弟ラジャダムナン制覇

2019/08/14(水)UP

初の1DAYトーナメント参戦も「特に意識はしていない」と平常心の江幡(c)KNOCK OUT

 8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019』。この大会で行われる「KING OF KNOCKOUT初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント」に参戦するWKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(28=伊原道場)のインタビューが届いた。

 2018年6月以来の『KNOCK OUT』参戦がワンデートーナメントとなる江幡。40戦を超えるキャリアの中で初めてというワンデートーナメントへの参戦について「すごく楽しみ」と前向きな姿勢を見せる。対戦経験のある小笠原の他、日本初登場となるミケール・フェルナンデス(スペイン)、REBELSでの出場者決定戦を制した大野貴志(士道館新座ジム)が出場するトーナメントに向け、気持ちを引き締めた。

2018年6月の小笠原との激闘は今でもファンの語り草

 1日に複数試合を行うワンデートーナメントという形態について、江幡は「特に意識はしていない」と語る。5Rを戦うことが多い江幡は、3Rを2回行う今回のトーナメントについて「試合をする時間はそれほど変わらない」と考え、2回戦う中で基礎が崩れないことを重視したトレーニングを進めているという。

 江幡の恩師である伊原信一会長が「ガードを下げてパンチを打ったり、めちゃくちゃ間合いで蹴りを出すことをすごく嫌がる」ため、江幡はしっかり当たる場所、自分が打たれない場所で打つ・蹴ることを徹底した指導を受けるという。「危ない場所を作らない練習をしているので、ラウンドを重ねても冷静に戦うことができる」という練習が、結果的にワンデートーナメントを戦い抜くためのトレーニングに直結しているのだろう。

全幅の信頼を寄せる伊原会長が持つミットを打ち抜く江幡(c)KNOCK OUT

 トーナメントで戦う相手について、フェルナンデスを「KOが多いのでガンガン来るタイプ」、大野を「今回の試合に懸けてくる気持ちがすごく強く攻めてくる」と分析する江幡だが、それ以上の分析は行わず「対戦相手にフォーカスしていない」と語る。これまで打倒ムエタイ路線で戦う中で、対戦相手の情報がないことはしょちゅう。タイでの試合も突然相手が変わることもあるため、対戦相手を特別意識はしないようにするという。

 それでも過去一度対戦し、決勝で対戦する可能性のある小笠原に対しては意識が向く。前回の昨年6月の対戦時は「思っていたよりも見くびっていた」と振り返る江幡。予想していた通りという試合展開の中で「3RKOは思っていたよりも早く倒せた感覚」を持つが、「小笠原選手の気持ちの強さ、背負っているものを感じた」と、小笠原の印象は強く残っている。今の小笠原の勢いと、前回の油断を踏まえた戦いは「もっと面白い戦いになる」と、前回よりもさらに熱い戦いになると予想。「お客さんは決勝戦での日本人対決を望んでいると思うので、小笠原選手にはしっかり勝ってもらいたいですね」と、決勝で再び顔を合わせることを望む意向を示した。

目指すは兄・睦(右)と弟・塁(中央)の同時ラジャダムナン制覇

 10月には兄の睦(むつき・WKBA世界バンタム級王者)のラジャダムナンスタジアム認定タイトルマッチが決定した。悲願であるラジャダムナンのベルト挑戦に向かう兄へ、江幡はトーナメント制覇でバトンを渡したいと語った。かねてから兄弟でキックボクシングを盛り上げたいと語る江幡は「僕が優勝をすれば江幡兄弟がさらに注目を集めることになり、僕たちがどういう夢を持ってキックボクシングに取り組んでいるのかを多くの人に知ってもらえると思います」と、江幡兄弟の活躍を通じてキックボクシングを世に広めていく覚悟を語った。

 最後に江幡はファンに向け「僕は打倒ムエタイを目指している中で日本人と対戦する機会は少ないので、僕の強さを今度の2試合を通して分かって知ってもらいたい」とコメント。来年には実現させるという自身のラジャダムナンタイトル挑戦に向け、トーナメント制覇を手土産にすると宣言した。

☆8.18 KNOCK OUT 全試合順・イベント情報はこちら

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