【KNOCK OUT】駿太、子供の頃ファンだったという安本晴翔に「喧嘩スタイルで、経験の差を見せ付ける」
8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』に出場する、Bigbangスーパーフェザー級王者・駿太(37=谷山ジム)の試合前インタビューが届いた。
駿太はこれまで60戦のキャリアを持つベテラン。6月のビッグバンでは左フックで2RKO勝ちするなど37歳という年齢においても現役トップクラスの実力を証明している。
対戦相手は、REBELS-MUAYTHAI二冠王・安本晴翔(19=橋本道場)。ジュニア時代から数々のベルトを総なめにしてきたエリートだ。
駿太は安本の印象を「土台がしっかりしているし、勢いがあって強いですよね。試合はどうなるのか不安要素も結構あります。強い相手だからこそワクワクするものもあるので、普段通りでもあります」と強さを認める。
安本は幼少期の頃に駿太と撮ったツーショット写真をSNSにアップ。「駿太選手とやるくらいまで成長しました」とコメントを添えたところ大きな反響を呼んだ。
駿太は「いいね!がめちゃくちゃありましたよね」と笑い「あの投稿を見て心にぐっと来るものがありましたが、あの時に何人かのちびっこと撮影しているので安本選手と撮影したことは覚えていません」と語る。
そのちびっこはジュニア時代に大会を次々と制覇し、獲得したタイトルは24本。駿太は「名前を少し聞いたぐらいで試合を見たことはありませんでした。最近になって安本選手と対戦経験のある人から『安本選手は天才だった、めちゃくちゃ強かった』という声を聞いて怖かったのですが、今はもう気持ちを切り替えたので大丈夫です」とかつての小さなファンを迎え撃つ。
駿太は自身が22歳だった2005年に、当時31歳だった前沢カピラ義徳(元MA日本スーパーフェザー級王者・2016年に死去)と対戦したことを思い出すと言う。「自分の全エネルギーを使ってやる!と思って挑んだのですが、全ていなされて延長戦ではやられてしまい凄く疲れて判定で負けました。その時に、テクニック、経験の差を凄く感じたので、今度は自分がそっち側なのかなと思いますね。今度の試合では安本選手にそういうものを見せ付けたいと思います」と、ベテランの力を思い知らせる。
安本戦をクリアした後は「スーパーフェザー級でKNOCK OUTのベルトを作って欲しい」と言う駿太。
「もし実現すれば、森井(洋介)君には階級を下げて出てもらいですね。森井君とは一度対戦していて僕は良くも悪くも人生が大きく変わった転機となる試合だったんです」
そう語った試合とは2013年12月1日、ビッグバンで駿太が優勢に試合を進めながらも5Rで逆転KO負けを喫した一戦だ。
「森井君のバックハンドエルボーでやられて1年ぐらい試合が出来ない状態となり、ドン底に落とされてしまいそこから這い上がることが出来ました。森井君のような気持ちの強い選手との試合は面白いので、またぜひやりたいですね」
とKNOCK OUT初代ライト級王者森井へのリベンジを強く希望した。
最後に「いつも通り激闘を見せるので楽しみにして下さい。数年前は喧嘩という概念を忘れていたのですが、ここ数戦は喧嘩の割合を入れて戦えるようになったので。喧嘩スタイルが自分にはマッチしてます」と意気込む。
かつての若きファンが挑んでくるのは、ベテラントップ選手の宿命。激闘を制し、ベルトトーナメントへの道へ繋げられるか。
☆8.18 KNOCK OUT 全試合順・イベント情報はこちら
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