【K-1】城戸康裕、念願のベルトは「バラエティに進出するために必要」
8月24日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019』で対戦する、第2代Krushスーパー・ウェルター級王者・城戸康裕(36=谷山ジム)、アントニオ・ゴメス(30=スペイン/MTK Marbella)両者の試合前インタビューが届いた。
当初、城戸の対戦相手はWMC世界王者のカルロ・ドンヤシュフィリであったが、ドンヤシュフィリのコーチでもある兄と所属ジムの会長が交通事故に遭い死傷。急遽欠場となり、ゴメスが代役となった。
城戸は対戦相手の変更に「直前で変わったんでなかなか大変ですけど…まあそこは仕方ないっすね」とコメント。
今回はおよそ2年ぶりにスーパー・ウェルター級(-70kg)で試合を行う城戸。次で72戦目となり、城戸によると「多分68戦ぐらいはスーパー・ウェルター級」で戦っているという。
そんな”ホーム”の階級では「ぶっちゃけた話、スーパー・ウェルター級だったら僕ちょっと自信あるんですよ。なんなら久保くん上げて来てほしいですもん。スーパー・ウェルター級だったら久保くんにも勝てる気がします」と城戸が今年3月に挑戦し、延長戦の末判定負けしたウェルター級(67.5kg)王者・久保優太にもこの階級なら勝てると言う。
念願のベルトは「これから本格的にバラエティに進出するために必要」と言う城戸。
もう一つの目標が「K-1のレジェンドになること」だ。「自分でもこの歳(36歳)でよくやってるなとは思うんですよ。すぐ下の後輩たちはとっくに引退してるし、それこそK-1MAX時代に一緒にトーナメントに出ていた選手たちはみんな引退している。自分のすぐ下の後輩になると6つ下ぐらいの左右田(泰臣)くん、皇治くん、山際(和希)…あそこらへんなんですよ。そう考えると僕は世代的に孤立しちゃってるんですけど…まだまだ辞めるつもりはないです」と戦い続けると宣言。
「ただそれで弱かったら意味がないんですよ。年齢を重ねてもしっかり練習もトレーニングもして“強い”のが面白いじゃないですか。年齢を重ねて試合を続けていても何連敗もしていたら面白くないんで、そこはちゃんと強い自分でい続けたいし、年齢を重ねても進化を続けたいです」と、年を重ねてなお強さを見せつけるとした。
対するゴメスはWKU世界スーパー・ウェルター級のベルトを保持し、ヨーロッパのメジャーキック団体GLORYにも参戦する強豪だ。
ゴメスは城戸を「キドは数々のK-1レジェンドたちと渡り合って来た素晴らしい選手だ。そしてユニークかつ賢い選手だと思う」と褒めながらも「自分はファンの印象に残る激しい試合をしてKOで試合を決める」とKO勝利宣言する。
さらに「俺の得意技はパンチ、特にフックだ。アグレッシブでガンガン前に出て相手にプレッシャーを与えていくファイトスタイルだから、ファンが期待するようなエキサイティングな試合を見せられると思う」と激闘の中勝利を掴むと意気込む。
城戸はスペインの強豪に勝利し、レジェンドへの道を順調に歩むことが出来るか。
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