【ムエタイSF】ムエタイ軽量級最強のルンピニー王者が名古屋に降臨、福田海斗と対戦決定
10月6日(日)に愛知・名古屋国際会議場イベントホールにて開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』の追加対戦カードが発表された。
現在、タイで最も有名な日本人ムエタイ選手として確固たる地位を築いている福田海斗(21=キング・ムエ/ラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級6位)の対戦相手が、現ルンピニースタジアムスーパーフライ級王者のルンナライ・ギャットムー9(24=タイ)に決定した。
ルンナライは、『Suk Wanchai Muaythai Super Fight』に出場したこともあるスーパーレックなどが在籍する名門ギャットムー9ジムに所属し、軽量級最強との呼び声も高い選手。
昨年度は11戦9勝1敗1分の好成績を収め、タイで最も権威が高いとされる『タイ・スポーツマスコミ協会』の選出する2018年度ムエタイMVPに選ばれたものの、受賞翌日の試合で体格差のあるヨーティン・FAグループ(ラジャダムナンスタジアム&ルンピニースタジアムバンタム級ランカー)にKO負けし、受賞取り消しとなったことで話題に。
しかしながら、その後8月9日(金)に現ラジャダムナンスタジアムフライ級王者ペットソムマーイ・ソーソムマイと対戦、左フックでダウンを奪い判定勝利。改めて軽量級No. 1であることを見せつけた。
対する福田は、7月31日(水)のラジャダムナンスタジアム興行『スック ワンギントーン』セミファイナルで、7月5日に敗れたばかりのジャルンリットと再戦して見事リベンジ。ラジャダムナンスタジアムバンタム級ランキング入りを確実にしている。
過去80戦近くのうちほとんどがタイでの試合で、なおかつ結果を残して来ている福田は、藤原敏男氏(元ラジャダムナンスタジアム ライト級王者)に次ぐ活躍を見せているが、関係者によると、ルンナライとは格が違うためタイではマッチメイクされない対戦だという。それほどの格の違いがあり、賭けが成立しないそうだ。
福田にとっては厳しい戦いとなることが予想されるが、タイとは違い、賭けの無い試合のためギャンブラーの動向を気にせず伸び伸びと戦うことが出来る点は有利に働くだろう。福田の師であるキング・ムエ佐藤会長も「ルンナライの戦い方は手に取るようにわかるし、秘策もある。これまでの経験の集大成を海斗とともに見せたいと思う」と勝利に自信を持つ。
今回の試合に向けて福田は「ムエタイ軽量級最強のルンナライ選手と戦えることを光栄に思います。今回、追いかけていた事に1つ手をかけるチャンスをいただきました。ルンナライ選手とは格の違いもありますし、彼もルンピニー王者としての意地があるでしょう。でも、僕も目指す姿があり地元名古屋での試合、負けられない意地がある」と並々ならぬ意気込みを見せ、「絶対に勝ってみせます。歴史が変わる瞬間を見に来てください!」と必勝宣言した。
果たして福田は宣言通り格上の王者に勝利し、日本ムエタイ界の歴史を塗り替えることはできるのか?
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