【NJKF】波賀宙也は念願の世界王座獲得なるか、各団体王者集結のムエタイ王座トーナメントも開催
9月23日(月・祝)に東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2019 3rd』の対戦カードが決定した。
メインイベントでは、IBFムエタイ(国際ボクシング連盟のムエタイ部門)世界ジュニアフェザー級王座決定戦が行われ、同級1位の波賀宙也(29=立川KBA/WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)と、2位のトンサヤーム・ゲッソンリット(18=タイ)が対戦する。
波賀はNJKFスーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、IPCCインターコンチネンタル60kg級王座など数々のタイトルを獲得してきた実力者。
昨年2月にNJKF王者・前田浩喜を下してからは4連勝。しかし今年4月に、ルンピニースーパーバンタム級6位・ファーペンヌンに判定負けを喫してしまった。
今回は再起戦であると同時に、世界タイトルを懸けた大一番となる。
対するトンサヤームは、所属ジムであるゲッソンリットジムの関係者が「テクニックとIQが高く、センマニーの再来」と期待を掛ける18歳の新鋭選手だ。
5月大会に来日すると、鋭い前蹴りとミドル・ハイで対戦相手を寄せつけず、接近戦でもヒジで鼻血を出させ、組んでは転ばせといったオールラウンドな戦いで逸材ぶりを見せつけた。
波賀が望んできた世界のベルトを手にするのか。未来の大器トンサヤームが、キャリアの手始めとばかりに王座を手中にするのか。
また、タイのビッグプロモーターであるソンチャイ氏とNJKFとの提携関係が結ばれたことにより、「S1ジャパントーナメント」がスタートする。(※S1:ムエタイ世界王座の一つ。ブアカーオなど有名選手も獲得している)
55㎏と65㎏の2階級で実施され、優勝者にはS1ジャパンのタイトルの他、タイでS1のタイトルマッチやIBFの世界ランキング入りといったチャンスが与えられる。各団体の王者たちで争われる、ハイレベルなものとなる。
今大会では65㎏の一回戦1試合と、55㎏の一回戦2試合とが行われる。両階級とも決勝戦は11月30日(土)の『NJKF 2019 4th』(東京・後楽園ホール)で実施され、S1ジャパン王者が決定する。
65㎏の1回戦はNJKFスーパーライト級王者・畠山隼人(E.S.G)とWMC日本スーパーライト級王者・栄基(エイワ)によって行われる。
変則的となるのが55㎏。WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・大田拓真(新興ムエタイ)、WMAF世界スーパーバンタム級王者・知花デビット(エイワ)、ジャパンキック・バンタム級王者・馬渡亮太(治政館)の出場が決まっており、現在選考中の1名を含め前日計量時に行うくじ引きで対戦カードが決定する。
タイとの結びつきの強いタイトルをものにし、飛躍を遂げるのはどの選手となるか。
<決定対戦カード>
▼メインイベント IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王座決定戦 3分5R
波賀宙也(立川KBA/WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者/ IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級1位)
vs
トンサヤーム・ゲッソンリット(タイ/IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級2位)
▼S1ジャパントーナメント一回戦 65Kg 3分3R
畠山隼人(E.S.G/NJKFスーパーライト級王者)
vs
栄基(エイワ/WMC日本スーパーライト級王者)
▼S1ジャパントーナメント一回戦 55Kg 3分3R 出場選手(※組み合わせは計量時にくじ引きで決定)
大田拓真(新興ムエタイ/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
知花デビット(エイワ/WMAF世界スーパーバンタム級王者)
馬渡亮太(治政館/ジャパンキック・バンタム級王者)
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