【K-1】メインの皇治と大岩龍矢が計量パス「覚悟があるのかな」(皇治)
8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』出場選手の公開計量が、23日(金)大阪市内で行われた。
メインイベントはK-1スーパー・フェザー級契約、3分3R延長1Rで大阪大会2度目のメインを任された皇治(30=TEAM ONE)と、念願の皇治戦にこぎつけた大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦。
皇治は60.0kgジャスト、大岩は59.9kgの100gアンダーで、両者ともに1回で60.0kgの契約体重をクリアし、フェイストゥフェイスの場面を迎える。別れ際に大岩が握手を求めるが皇治はこれを無視し降壇、緊張感のある空気が会場を包んだ。
計量後、会見のため改めて会場に姿を現した2人。「明日、大阪をジャラジャラさせに来ました。調子はかなりいいので自分も楽しみです」と、絶好調と話す大岩。
一方の皇治は計量時、会見登場時のツーショット撮影の際も大岩から目を離さずいつも以上の緊張感を漂わせる。理由を聞くと「覚悟があるのかな」と、大岩の今回の試合、そしてK-1への覚悟を確かめたようだ。
覚悟を問われる大岩だが「覚悟がないとか、背負ってるものがないとかそういう声をよく聞くけど、覚悟っていう意味もよくわからない。ただ格闘技が好きで戦いにきている」と一蹴。自身の覚悟はリングで見せたい、伝えるとし、「(皇治の)メッキが剥がれるような試合をしたい」と挑発的な発言も飛び出した。
巧みな掛け合いを武器に数多くの選手と試合を盛り上げた皇治にとって、大岩は今まで戦ってきた対戦相手の誰とも違う様子の相手だが、「真剣に戦いたい相手だったらイラっとしますけど、ラッシー君やからまじ名犬やな、と。犬にしたらよく喋るし、よく理解したから褒めてやってほしいですよね」と、噛み合わない大岩とのやりとりを苦笑い混じりに話した。
しかし、試合後の展望もすでに見据え気合は十分だ。
前回の大阪大会で武尊に挑んだ際、「全てを奪いに行く」と戦前に話していた皇治だが、今回は奇しくも皇治自身が「彼は彼なりの覚悟で俺の全てを奪いにくると思う」と大岩の挑戦を表現し、「俺もまだまだやることがある。俺の新たなステージのための第一歩の試合だと思ってるので気合い入れていこうと思っている」と、自身の夢へ挑戦し続けることを誓った。
更なるステージへ「命をかけて戦う」と話した皇治の覚悟か、大岩の執念か。どちらが勝るのか注目したい。
☆8.24 K-1 WORLD GP 2019 JAPANの全対戦カード、イベント情報はこちら
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