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【KNOCK OUT×REBELS】キック2戦目の鈴木千裕、橋本悟に宣戦布告「絶対逃げません。何ならノーガードで」

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2019/09/08(日)UP

豪快な打ち合いが期待される橋本(左)と鈴木(右)

 9月7日(土)都内にて『KNOCK OUT×REBELS』と『REBELS.63×KNOCK OUT』の合同公開記者会見が行われ、2大会に出場予定の選手たちが集結した。

 10月4日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT×REBELS』のメインイベント「REBELSルール(肘無し)64kg契約 33R(延長1R)」で対戦するINNOVATIONスーパーライト級王者・橋本悟(33=橋本道場)と鈴木千裕(20=クロスポイント吉祥寺)が会見に出席し、意気込みを語った。

 橋本は“激闘大魔神”の異名の通り、打ち合いを信条とするファイター。昨年8月の水落洋祐(はまっこムエタイジム)にはKO負けを喫したものの、剛腕で知られる水落と真っ向から打ち合って会場を沸かせた。

熱い意気込みを語る鈴木

 対する鈴木はREBELS-60kg王者・鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)の実弟。MMAのキャリアを持ち、パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級を制覇。満を持して8月の『REBELS.62』でキックボクシングデビューを果たし、鮮烈な1RKO劇を見せている。

 山口プロデューサーが「鈴木は橋本との打ち合いからは逃げない」と会見場に訪れたファンの前で説明すると、鈴木は「会長(山口プロデューサー)から逃げることは教えてもらってないです。絶対逃げません。何ならノーガードで打ち合いたいです。橋本さんの動画は100回見たけど正直負ける気はしないです。絶対負けないしフックをもらっても倒れないです。むしろ当たらないです。それくらい自信を付けてきています」と自身のやる気と思いを熱弁。

鈴木の兄は現REBELS60kg級王者・鈴木宙樹(右)だ

 さらに、練習に本気で力を入れていると自信満々に語った上で「負ける要因がないです。これは本気で言っているので嘘じゃないです。マジで練習しています」と続ける。プロキックで2戦目の選手が、キャリア豊富な相手にこのように喰ってかかる場面は中々見られないだけに会場から拍手が起こった。

 記者からは7月のイノベーションで橋本が同門の潘隆成に勝利したことについての質問も飛び、「目の前で試合を見てめちゃくちゃ悲しいです。その次の相手に自分を選んでいただいたので、これは倒すってことですね(笑)自分とお兄ちゃん(REBELS 60kg王者・鈴木宙樹)が何と言われているか知っていますか? “倒し屋兄弟”です。これはどういうことかと言うと、KOするってことです」と会場に自身の存在感を見せつける。

鈴木のコメントに橋本は「やりづらい」と苦笑い

 最後に「自分はキックはまだ2戦目ですがこんな強い選手がいると思わせるくらいメインにふさわしくて、超インパクト残すのでぜひ鈴木千裕・鈴木ブラザーズ弟に注目してください。1Rからぶっ倒しにいくので応援よろしくお願いします」と選挙のような語り口で思いを熱く語った。

 対する橋本は鈴木の演説を聞いて「やりづらいですけど」と苦笑いして、「今回はメインイベントですけど、メインだからといっても戦い方を変えることができる選手ではないのでいつも通りバチバチにやって盛り上げたいと思います。応援よろしくお願いします」と鈴木とは対照的にリラックスした表情でコメント。

 鈴木の熱いコメントに対しては「試合で(打ち合うと宣言したことが)嘘じゃないってところを見られるか、楽しみにしています」と不敵に笑う。ここ数戦は連勝しているだけに「次、倒したら3連続KOです。毎試合、最後になると思っているので目標とか先は考えてないです。相手が2戦目だからって強い人は強いので、ナメないで戦いたいと思います」と格下相手にも油断は全くない。

今年7月に鈴木と同門の潘隆成に勝利している橋本(右)

 このまま会見が終わるかと思われたが橋本は「3Rヒジなしは鈴木選手の要望かな? KNOCK OUTはヒジあり5Rが売りなので、メインで3Rヒジなしは違うんじゃないかな。そこはどう思っているのか聞きたいですね。僕はヒジあり5Rが好きなので」とルールについて鈴木に問いかけた。

 これを聞いた鈴木は「僕はルールのことは一切言っていません。橋本選手がそうおっしゃるならぜひやりましょう。その代わり僕がKOして、リベンジマッチの時は懸けるものは懸けてもらいましょう」と橋本の要望に応じる構えを見せた。

 これを聞いた山口プロデューサーは「勝手にルールを変えないでもらいたいです(笑)」と苦笑いし“要検討”であると述べ、会見が終了した。ルールの件も含めてこの一戦はどういった方向性に向かうのか。

控えめながらも覚悟を語った濱田

 また、同大会においてスーパーフライ級で、関西の大崎孔稀(19OISHI GYM)と対戦する濱田巧(24team AKATSUKI)も会見に出席。

 濱田はREBELS王者・良太郎の愛弟子としてREBELSを主戦場に活躍。昨年6月に蓮沼拓矢(ノーナクシンムエタイジム) にKO負けして以来1つの引き分けを含み6戦負けなしと勢いに乗る。8月の『K.O CLIMAX 2019』では蓮沼からダウンを奪い判定勝ちを収めリベンジを果たした。

 今回の対戦相手が関西から現在は関東まで活躍の場を広げている軽量級トップクラスの大崎だけに、最初はオファーを渋っていたと山口プロデューサーから説明があった。しかし「新生KNOCK OUT参戦は2回目ですけど、前回参戦したぱんちゃん選手や安本君といった名前がある選手と出れて嬉しいです。必ず盛り上げて、自分の名前を売りたいと思います」と意気込む。

濱田は強豪の関西の軽量級のトップファイター・大崎(右)と対戦する

 対戦相手の大崎は「アマチュアの頃から知っていてパンチ、ヒジ、ヒザが何でもできる」と認める。オファーを渋っていたのは「(大崎が)最初は怖かったし、自分じゃ(勝てない)というところがあったので。勝率は今の時点では5パーセントなので、(試合までに)10パーセントにはあげたいと思います」と控えめな発言。

 しかし、「その10%104日に持ってくる」と宣言し、「技術はないけど人より気持ちは強いので、大崎選手は強くて凄いものを持っているけど、気持ちの部分で勝負して我慢して我慢してやばいと思わせて、そうなった時に攻めて会場を盛り上げて勝ちたいと思います」と粘り勝ちを誓った。

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