【RIZIN】地元大阪でRENAが再起戦、心機一転の意気込み語る
10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』の対戦カード発表記者会見が9月11日(水)都内にて行われた。
シュートボクシング世界フライ級王者・RENA(28=シーザージム)の再起戦が決定。カナダ出身のショーナ・ラム(カナダ/TEAM MANBA)と対戦する。
RENAはシュートボクシング2009年、2010年のGirls-Scupを制し、シュートボクシングで誇った”絶対女王”の異名引っ提げ2015年大晦日にRIZINへ参戦。以来7勝(4KO2S)2敗の成績を残した。今年6月に『Bellator222』に堀口恭司と共に参戦を果たすが、リンジー・ヴァンザント相手に裸絞めで一本負けを喫した。
再起にあたりRENAは「前回(6月)のアメリカで、皆さんに悲しい思いをさせ、自分にも絶望を感じましたが、今では吹っ切れたというか、すっきりしてます」と、一度はSNSにおいて「MMA向いていないんじゃないか」と、どん底まで落ち込んだ大舞台での敗戦を乗り越えたことを告白。「こんな私なのに大阪大会に声をかけてもらって、うれしさと感謝の気持ちしかない」と初心に帰った気持ちで参戦すると気持ちを語った。
6月の敗戦からここまで自らの中で様々な葛藤があったことを告白。「チャレンジといいながら負けることに慣れていなくて、すごくつらい時期が続いていた」と精神的に落ち込んでいた時期があったが、「(MMAを初めて)3年でMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)での試合を組んでいただけて、私の可能性はこれからなんじゃないか」と、自身の可能性を信じるように気持ちをシフトできたと明かした。
またMMAに適応することばかりに気を取られ「打撃をおろそかにしていた」と、自身のバックボーンであるシュートボクシングの戦い方を活かせていなかったと気づき、「自分の武器をものにしている選手が上がっている。これからは自分が一番強いもので勝負したい」と、戦い方も心機一転、新たなRENAをしてリングに上がる決意を見せた。
対するラムは日本で所英男・川尻達也らと熱戦を繰り広げたブラック・マンバの愛弟子。初参戦でRENAとの一戦を迎えることに際し「私とRENAのファイトスタイルで戦えば間違いなく面白い試合になります。憧れだったRIZINの舞台で、日本で戦えることを光栄に思います」と、師匠と同じ日本のリングで戦うことに喜ぶコメントを残した。
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