【パンクラス】ビルダー女子・沙弥子、17歳の韓国ストライカーと勝負
11月10日(日)に東京・スタジオコーストで開催される『PANCRASE 310』で、参戦が発表されていた沙弥子(さやこ/29=リバーサルジム横浜グランドスラム)の対戦相手が決定した。ホン・イェリン(17=韓国/DKジム)と女子アトム級 (5分3R)で対戦する。
沙弥子は柔道で10年のキャリアを誇り、名門・日体大柔道部出身で東京学生選手権で3位入賞の実績がある。MMA(総合格闘技)ではデビュー戦こそ元女子プロボクシング世界三階級制覇ライカにKO負けを喫したものの、その後は4連勝。
フィットネスインストラクターとしての顔も持ち、ボディビルにも挑戦。17年には『第25回 東京オープンボディビル選手権』において3位入賞などしている。鋭いタックルと、柔道やボディビル等で磨いた身体の強さが武器だ。
相手のホンは若干17歳ながらキックボクシングを7戦し、総合格闘家に転向したストライカー。MMAではアマチュアで5戦を経験し、今回がプロデビュー戦だ。
沙弥子は対韓国人選手相手には3戦3勝。その中には韓国キック王者で、ハム・ソヒの妹分パク・シウとの打撃攻防戦も含まれている。
打ち合いにも応じる沙弥子が、フィジカルでねじ伏せるか。ホンが若さの勢いでデビュー戦で勝利を飾るか。
また、各階級のランキングサバイバルマッチが決定した。
ストロー級では元ZST王者で同級3位の八田亮(ストライプル オハナ)と、同級4位・曹竜也(闘心)が対戦。
八田は昨年11月にURCC(フィリピンのMMA団体)王者アンソニー・ドゥーに敗れて以来の1年ぶりの試合。柔術は試合を含め継続してきたという。曹は今年4月に王座挑戦権を賭けた試合で北方大地に敗れてしまった。互いに再起戦となるが、勝者が今年のタイトルマッチに近づくことになるだろう。
もう一つのストロー級では5位の井島裕彰(GUTSMAN)vs7位アダム・アントリン(アメリカ)が激突する。
フェザー級ではベテラン強豪・10位の田中半蔵(FUN’S)が、14位で前ハワイX-1王者・コンバ王子 (HMC JAPAN) と対戦する。
さらにバンタム級では2018年ネオブラッド優勝で同級6位の大橋悠一(P’sLAB大泉)が、韓国TFCからの刺客ユ・スヨン(韓国)と対決。
大橋は現在5連勝。前戦はキルギス王者を秒殺パウンド葬と勢いに乗る。
対するスヨンはデビュー戦こそ判定負けしたものの、その後は5連勝4フィニッシュ。チョークを得意とする。
新鋭・大橋は2連続の国際戦で名を上げられるか。
■イーファイト選手DATA
・沙弥子(29=リバーサルジム横浜グランドスラム):1990年8月7日 神奈川県出身
身長:153cm 体重47.6kg
プロ戦績:4勝1敗(1TKO)
・ホン・イェリン(17=韓国/ディーケージム):2002年8月25日 大韓民国出身
身長:155cm 構え:右
プロ戦績:キックボクシング4勝3敗
アマチュアMMA:5戦
<決定対戦カード>
▼ストロー級/5分3ラウンド
八田 亮(ストライプル オハナ/3位/元ZST王者)
vs
曹 竜也(闘心/4位)
▼ストロー級 /5分3ラウンド
井島 裕彰(GUTSMAN/5位)
vs
アダム・アントリン(AMERICAN KICKBOXING ACADEMY /Antdawgs MMA/USA/7位)
▼フェザー級 /5分3ラウンド
田中 半蔵(FUN’S/10位)
vs
コンバ王子 (HMC JAPAN/14位/前ハワイX-1王者)
▼バンタム級 /5分3ラウンド
大橋 悠一(P’sLAB大泉/6位/2018年ネオブラッドTNT同級優勝)
vs
ユ・スヨン(ボン柔術/韓国)
▼女子アトム級 /5分3ラウンド
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)
vs
ホン・イェリン(DKジム/韓国)
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