【K-1】林健太、ラウェイ王者の金子大輝を「グローブで失神させる」
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜よこはまつり〜』の第2弾対戦カード発表記者会見が、9月19日(木)都内にて行われた。
第3代K-1 WORLD GPライト級王者・林健太(25=FLYSKY GYM)が、金子大輝(25=K-1ジム大宮チームレオン)と対戦することが決まった。
林は昨年12月の『K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント』で優勝。勢いのまま3月の『K’FESTA.2』で王者・卜部功也の持つベルトに挑戦すると、下馬評を覆す勝利で、第3代K-1ライト級王座に就いた。王者になっての初戦は8月の大阪大会でトルコのデニス・デミルカプにダウンを奪われたが、逆転KO勝利を収めている。
対する金子は総合格闘技やキックボクシングを経験した後、ミャンマーの国技の拳にバンテージのみを巻いて戦い、頭突き、ヒジ打ちも許される”地上最も過激な格闘技”ことミャンマーラウェイに挑戦。2017年にAir KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ67kg王者を獲得。日本人として初めて現地王者になるという偉業を達成した。今回が待望のK-1初参戦である。
今回からK-1ジム相模大野KRESTからFLYSKY GYMへ完全移籍を決意したという林。「世界チャンピオンにしてくれた会長が亡くなってしまって、トレーナーが1人になってジムが潰れるかどうか危ないくらいでした」と説明。ジムを助けるために完全移籍する決意を固めたという。
ミャンマーの伝統的な正装で登場した金子は「この度はK-1チャンピオンの林選手と対戦することが決まって、沢山の方々に本当に感謝の気持ちで一杯です。ミャンマーラウェイの過激さを(見せて)K-1のリングで強さを証明できるように一生懸命頑張ります。ラウェイのチャンピオンということで期待して貰えてると思うので感謝しています」とコメント。
すると林は「金子選手が『地上で最も過激な格闘技の強さを見せる』と言ったんですけど、頭突きはなしですよ(笑)過激さをリングの上で教えられてもびっくりするので、正々堂々とK-1ルールでやりましょう。お願いします」とあくまでK-1ルールの中で戦うと笑い、会場は笑いに包まれた。
K-1初参戦でいきなりチャンピオンと対戦することが決まった金子は、「ラウェイのチャンピオンに期待してくれてるということに感謝していて、K-1ジム大宮で特訓を重ねています」とK-1ルールに合わせて練習を積んでいる。
具体的には「K-1ではグローブは付けますし、K-1ジム大宮の方で6月からお世話になっていて、スパーリングで言えば1000ラウンド以上こなしているので、うっかり頭突きが出るというのはないです。ラウェイのチャンピオンとして頑張りたい」とルールの違いにも順応していくようだ。
ラウェイという言葉を連発する金子に、林はどんな印象を抱いているかと聞かれると「危ないですよね。金子選手はパンチはありそうだと思って、前回デニス選手にダウン取られた時に息子が泣きながらパパを応援してくれたと聞いて、二度と倒れないようにしないといけないので、あんまり強い攻撃はやめてほしいです」と以外にも弱気発言。
続けて、金子が”殴られ屋”をやっていたということを耳にしていた林は「お金払うので1ラウンドだけ殴られ屋やってもらってもいいですか」と問いかけると、実際にやっていたということを告白した上で、金子は「検討します(笑)」と返答した。
金子の映像を見たことは無いという林は「今後トレーナーと研究を積んでいく」と宣言して、「前回の試合は内容に関しては盛り上がったけど、チャンピオンとしての内容にもこだわっていかないといけないし、息子を泣かせないようにしないといけない。バンテージではなく、グローブでしっかり失神させてあげようと思います」と圧倒的にKOすると宣言した。
金子は「ラウェイの必殺技があって、それをK-1用に改良して名前は”ラウェイサンダー”と言います。雷を11月24日に横浜アリーナに落としてK-1を盛り上げたいと思います。受けた選手は雷が落ちたようなコメントをしております」と語ると、林は「その技に気をつけながら、”K-1ファイヤー”を練習していきたいと思います。KOになると思います。任せてください」と高らかにコメントした。K-1 vs ラウェイという一種の異種格闘技戦はどちらに軍配があがるのか。
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