【K-1】中村プロデューサー、那須川サイドから「正式なコンタクトはない」
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜よこはまつり〜』の第2弾対戦カード発表記者会見が、9月19日(木)都内にて行われた。
会見の最後にK-1プロデューサーの中村拓己氏が質問を受け付け、両者が対戦を熱望している、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(21=TARGET/Cygames)とK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に関するコメントを公の場で行った。
9月16日(月・祝)幕張メッセで開催された『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』で-58kgトーナメントを制覇した那須川が、武尊とK-1サイドにマイクアピールを行い、SNS上でもこの件に関して沢山のファンからコメントが寄せられていた。
中村プロデューサーは、那須川が武尊と戦いたいとコメントしていたことは、「メディアを通して見たり聞いたりしていました」と語った上で、「武尊選手はK-1と契約していてK-1のチャンピオンです。その武尊選手と戦いたいとの意思があれば、所属ジムさんを通してK-1に正式にコンタクトをとってもらって、そこでK-1 JAPAN GROUPと契約してもらえれば可能性はあります。新生K-1はその姿勢をずっと一貫してやってきたので、変えることは基本的には考えてないです」と以前からの体勢を継続していくと語った。
実際に他団体からK-1に武尊と戦うために移籍してきた村越も「別プロモーションでやっていて我々にコンタクトを取ってもらって、K-1 JAPAN GROUPと契約しK-1チャンピオンになってベルトをも防衛して、武尊選手の前に立つことになりました」と例を挙げた上で、「そういった手順を踏んでくれれば武尊選手と戦えるチャンスは全然あるので、そういった意味では僕らはどんな選手にも門戸は開放しています。まずはコンタクトしていただければまずはそこからかな、と思っています」と説明。
それに関連して那須川が「独占契約で3年間(K-1に)来てくださいと言われる」と語っていたことには、「K-1の方から那須川選手、そして那須川選手が所属しているジムに正式に試合の交渉をしたことはないです。そして現時点で先方から我々にも正式なコンタクトはないです。そこはここでしっかりと説明させていただきます。マイクアピールや誌面でそういったことを話しているのは見たことはありますが、ちゃんと交渉のテーブルに就いたことはないです」と交渉に至っていないとコメント。
契約に関しても「交渉の場に就いてK-1 JAPAN GROUPはこういった契約形態があります、どうですかと話をしてそれを断ったとかそういったことはないです」と話した。
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