【パンクラス】藤野恵実が計量パス、アロージョとの再戦目指しトーナメント制覇狙う
9月29日(日)東京・スタジオコーストで行われる『PANCRASE 308』の前日計量が、28日(土)都内にて行われた。
第8試合で女子ストロー級 暫定王者決定4人トーナメント1回戦に臨む藤野恵実(38=FIGHT FARM)とエジナ・トラキナス(29=ブラジル)が計量に臨み、藤野が52.5kg、トラキナスが51.6kgでストロー級のリミット52.2kg(タイトルマッチ以外は0.45kg超過までは許容範囲)をパスした。
藤野は2004年3月にプロデビューした女子MMA(総合格闘技)の大ベテラン。デビュー後いきなり8連勝を飾り、決して下がらないファイトスタイルから”特攻天女”と呼ばれ人気を博した。また鍛え上げられた肉体美は他の女子選手を凌駕し、今回の試合のプロモーションではパンクラス公式からは「藤野”広背筋”恵実」の名が与えられた。
藤野はMMAのみならずシュートボクシング、キックボクシング、柔術にも挑戦するなど幅広く活躍。昨年8月、アロージョと女子ストロー級第2代王者決定戦を争ったが、TKOで敗れて王座獲得はならなかった。今年4月には無敗のロシア娘クセニヤ・グーセヴァを判定で破り再起を果たしている。
対するトラキナスは空手・ムエタイと柔術をベースにするアグレッシブな打撃中心のファイター。手数の多いパンチとミドルキックが武器だ。
昨年12月にはフライ級に階級を上げ、元プロボクシング世界三階級制覇・ライカと対決。階級下ながら威力あるキックを駆使しライカを苦戦させたが、2-1の判定で惜敗した。今回はストロー級に階級を戻し、王座獲りに向かう。
海外のMMA戦績サイト「Tapology」では8勝(3KO2S)6敗1分の戦績となっており、直近では9月6日に「Shooto Brasil」で判定勝利を収め、1か月で2試合の強行軍でトーナメントに参加する。
藤野は計量後「12月8日には私が立っているように生き残ります!」とコメント。アロージョとの統一戦を目指し、暫定王座を奪取する藤野の挑戦が始まる。
<計量結果>
▼第8試合 女子ストロー級 暫定王者決定4人トーナメント1回戦 ストロー級 5分3R
藤野恵実(FIGHT FARM/同級1位)→52.5kg
vs
エジナ・トラキナス(ブラジル)→51.6kg
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