2019/10/01（火）UP
（最終更新：2019/10/03 23:48）

J-GIRLS王者 MIREY（左）ぱんちゃん（右）

　10月6日（日）東京・後楽園ホールで行われる『REBELS.63 × KNOCK OUT』に出場するぱんちゃん璃奈（25＝STRUGGLE）。ぱんちゃんはJ-GIRLSピン級王者・MIREY（33=HIDE GYM）と対戦する。

　ぱんちゃんは前回、8月のKNOCK OUTで祥子と対戦。祥子のパンチで鼻血を出しながらも果敢に打ち合い僅差の判定で勝利、デビューから4戦全勝となった。
　今回の対戦相手MIREYは、今年4月に行われたJ-GIRLSピン級王座決定戦で、その祥子に3-0で判定勝利し王座を獲得している。

過去一番の強敵とも言われるJ-GIRLS王者を迎える

　ぱんちゃんは前戦を振り返り「デビュー戦から3戦目までは挑戦する気持ちがあったので大きなプレッシャーはなく、パワーを出した攻めを見せられたと思います。しかしこの前の4戦目は絶対に勝たないといけないと、勝ちに徹した戦いをしてしまい自分本来の動きもできず、挑戦する心を忘れていたのかなと思います」と反省。

　今回の試合については「MIREY選手は祥子選手に判定3-0で勝っているので、MIREY選手に勝つことで今ある私のもやもやした感情をなくせると思います。もう一回祥子選手との試合のやり直しはできないので、ここでMIREY選手に勝てば誰も文句は言わないかなと。前回の試合でやり切れなかった分の想いを込めて戦います」と祥子戦で出し切れなかった気持ちをぶつける。

ぱんちゃんのリーチがわかる水着計量写真

　プロ5戦目で他団体の現役王者との対戦となるが「勝てば凄く美味しいですし、戦うことは自分の方がプラスになると思います。女子選手は人数が少ない分、プロ数戦でチャンピオンと対戦する選手は多いので、遅かれ早かれ自分もそういう日が必ず来るんだろうなとは思っていました。今年2月にプロデビューしてまだ半年しか経っていないのでまだ早いという気持ちもありますが、挑戦する気持ちで臨みたいと思います」と覚悟はしていたと言う。

　MIREYの印象を「生で見たときに背が小さかったのですが、試合を実際に見たらパンチのパワーが凄いなと。女子ではぐちゃぐちゃに前に出て手数で勝負する選手が多い中、MIREY選手は前蹴り、ミドル、ローなどを受けても全部引っ張って殴るといったパワフルな攻めをしていました。一発もらったら自分が危ないと思うので今回は食らわずにリーチ差を活かした戦いをしたいと思います」と相手の強打を警戒する。

長い脚のリーチ差を生かした前回の試合

　ぱんちゃんの身長が164cmなのに対し、MIREYは148cm。「ここまで身長差がある選手と対戦することはなく、自分の周りにもそういう身長の選手がいないので対策はできずぶっつけ本番になるのかなと。向こうはキッチリと対策をしてリーチ差を気にしないでガンガン前に出てくると思います。私が完勝するか、自分がボコボコにされる試合になるかのどちらかになりそうで、僅差の戦いにはならないと思います。前回を踏まえて組みヒザの精度を高めているところです」と5戦目にして対応力が試される。

　最後に「今回初めてチャンピオンが相手なので皆さん心配していると思いますが、いつもと違って皆さんが安心して見られるぐらい差を付けて勝ちにいきたいと思うので声援よろしくお願いします」と圧勝を約束した。

♢選手データ
・ぱんちゃん璃奈　1994年3月17日大阪府豊中市出身（25歳）STRUGGLE所属
身長：164cm 構え：右
戦績：４戦４勝

・MIREY（ミレイ）1985年10月17日ペルー出身（33歳） HIDE GYM所属
身長：148cm　構え：右
戦績：6戦4勝1敗1分
備考：日本人の父とペルー人の母を持つハーフ

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