2019/10/04（金）UP
（最終更新：2019/10/04 12:37）

前日計量で突如アフロヘアで登場したMIREY（左）にぱんちゃん（右）は「クレイジーさで負けた」と脱帽

　10月4日（金）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT×REBELS』。本大会でぱんちゃん璃奈（25＝STRUGGLE）と対戦するJ-GIRLSピン級王者・MIREY（33＝HIDE GYM）のインタビューが主催者より届いた。

　今回初参戦する「KNOCK OUT」。梅野源治や不可思vs秀樹の試合が印象的だったというMIREYは、「（出場の）チャンスをもらえてうれしい気持ちとワクワク感など、プラスで楽しみなな気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

計量でマッスルポーズのぱんちゃん

　今回対戦するぱんちゃんについては「色んなところで名前を聞きますよね」と知名度の高さを実感している様子。「会見で並んだ時に身長が高くて手足が長いと思った」とぱんちゃんの特長を挙げ、「ぱんちゃん選手は今年4月に対戦した祥子選手と同じくらいの背の高さで、中に入り込まないといけないので背の高い選手はちょっと苦手です」と、自身と16cmの差がある長身のぱんちゃん攻略には手こずるという見解を示した。

MIREY（右）はパワフルなパンチで4月に祥子を下してJ-GIRLS王座を獲得

　ぱんちゃんはこれまでの戦績が4戦4勝。すでに6戦をこなしJ-GIRLSの王座も獲得している自身よりもキャリアは低いといえるが「ぱんちゃん選手のキャリアが低いとは思わないです。相手のことは格下と思わず、自分の持っている技、いいところを出す」と対等の敵とみなし全力でぶつかる姿勢を見せる。

　今回の試合が決まる前には、タイで約1か月間の修行を行ってきたというMIREY。前半はゲオサムリットジム、後半はMTM Academyと2か所のジムでトレーニングを行い「ゲオサムリットではパンチがすごい選手が多く、パンチを強化したことで今まで打てなかったパンチが打てるようになりました。MTMは基礎を重視しながら蹴りを中心に練習して、フィジカルでスタミナを強化してきました」とそれぞれのジムの強みを存分に吸収してきたという。

MIREYは身長とリーチに勝るぱんちゃん（左）を「格下とは思わない」と警戒

　父が日本、母がペルーのハーフであるMIREYは、将来生まれ故郷であるペルーにムエタイ・キックボクシングを広めていきたいと語る。ムエタイ・キックボクシングの大会がないというペルーへ1か月間帰国した際、地元のジムで体験した練習が「指導方法が日本とは違った」と技術的にも遅れがあることを感じたという。

　生まれ故郷にキックボクシングを根付かせるためにも、必要なものは「チャンピオンベルト」とMIREYは語る。「今回KNOCK OUTに出させてもらうからには、皆さんをあっと言わせるいい試合をして、次も出させてもらう選手になること。まだKNOCK OUT初戦前なので言いづらいのですが、ベルトを懸けて強い選手とやらせていただきたいと思います」と力強く語ったMIREY。夢の実現のために、10月4日ぱんちゃん打倒を目指す。

♢選手データ

・MIREY（ミレイ）　1985年10月17日ペルー出身（33歳） HIDE GYM所属
本名：米山ミレイ
身長：148cm　構え：右
戦績：6戦4勝1敗1分
備考：日本人の父とペルー人の母を持つハーフ

・ぱんちゃん璃奈　1994年3月17日大阪府豊中市出身（25歳）STRUGGLE所属
身長：164cm 構え：右
戦績：4戦4勝

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