【RIZIN】山本美憂にTKO勝利のハム・ソヒ、浜崎朱加戦へ「恥ずかしくない試合を見せたい」
10月12日(土)エディオンアリーナ大阪で行われた『RIZIN.19』で山本美憂(45=日本/KRAZY BEE)に2R4分42秒、TKOで勝利し、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルへの挑戦権を獲得したハム・ソヒ(32=韓国/TEAM MAD)が、試合後の会見で山本へのリスペクトと3度目の浜崎朱加(37=AACC)戦に向けた意気込みを語った。
レスラーの山本にテイクダウンを許さず、スタンドで主導権を握ったソヒが最後は亀になった山本へ鉄槌を連続して落としたところでレフェリーが試合を止め、DEEP JEWELSアトム級王者・前澤智に続く勝利でRIZIN2連勝を飾ったソヒ。試合前から山本へのリスペクトを抱いていたが、いざ試合で手を合わせると改めてすごい選手、強い選手だということを実感したと話す。
そして、試合後にリング上でも話した「勝って嬉しい気分もあるけど寂しい」という言葉に質問が飛ぶと「同じ人間、女性として害を与えることに対してそういう気持ちになった」と説明。過去にそこまでの悲観的な気持ちになったことはなく、バックグラウンドや過去の経緯を踏まえ、山本という存在がソヒをそうさせたという。
山本に勝利しRIZIN王座の挑戦権を獲得したが、相手はこれまで2戦して2敗の浜崎朱加。10年と11年に対戦した際は、浜崎の方が立場が上という気負いもあったと明かしたソヒだが、今回は浜崎を相手に恥ずかしくない試合を見せたいと意気込む。
一方、敗れた山本は4連勝の末に見えた王座挑戦をわずかのところで逃す形となった。今回の試合に向け、タイトルマッチ挑戦よりも自身に言い聞かせていたのは「自分らしい試合で勝つという気持ち」。しかし今回のソヒ戦ではその気持ちが整っていなかった。「どこに向かうというより、毎試合、自分をコントロールする自分の試合がしたい」と、改めて自身のスタイルを再発見できたことが今回の敗戦からの学びだと話した。
敗れはしたものの、強い選手と戦えたことが自身の人生でもラッキーなことであるとし、今すぐトレーニングしたいと大晦日参戦へ早速再起を誓った。
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