【ボクシング】村田諒太の初防衛戦が決定、相手はWBO1位でKO率80%のバトラー(動画あり)
WBA世界ミドル級王者の村田諒太(33=帝拳)がWBO同級1位、WBAでは同級9位のスティーブン・バトラー(24=カナダ)と12月23日に横浜アリーナで初防衛戦を行うことが16日、都内ホテルにて発表された。
バトラーは、2014年3月に1R TKO勝利でプロデビュー。30戦28勝(24KO)1敗1分でKO率80%を誇るハードパンチャー。
主なタイトルは16年にIBF北米スーパーウエルター級王座、今年5月にWBCインターナショナルミドル級王座などを獲得。アグレッシブファイターで動きが柔らかくスピードのあるパンチを次々と出すことから「BANG BANG」との異名を取る。直近の試合は今年9月26日にカナダでポール・ヴァレンズエラ(メキシコ)に1R KO勝利を果たしている。
試合が決まった村田は「ベストを尽くす。この前の試合で評価が上がったが、これで満足しているわけではない。ボクサーとしてやりたいこと、かなえたいことがある。その一歩にしたい」と語る。
バトラーの印象については「好戦的で勢いのある選手。自分はスタイルは前回の試合で確立できたので、基本的にはそういうスタイルで行く」と一度王座を奪われたロブ・ブラントに今年7月、2R TKO勝利し王座を奪還したときのスタイルで戦うと宣言した。
一方、バトラーは「しっかり準備を整え、戦争を起こすつもりで挑んで行く。負けるつもりはない。チャンスは与えられた。タフなファイトになるのは重々承知、私には家族もいる。食卓に食事を並べるためにも、大事な試合キャンプでは200%仕上げて向かいたい。番狂わせといわれようとも勝利を勝ち取る」と意気込んだ。
身長は公開されていないバトラーだが、182cmの村田と並ぶとバドラーが2cmほど高いか。バトラーの柔らかい動きのアグレッシブファイトに重厚でパワフルな村田のパンチ、どのような試合になるか注目される。
なお、今回のイベントにWBC・IBFライトフライ級王座統一戦としてWBC同級王者の拳四朗(27=BMB)とIBF同級王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)の一戦、そしてIBF世界フライ級タイトルマッチとして元3階級(ミニマム、フライ、ライトフライ)制覇王者の八重樫東(36=大橋)が同級王者のモルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)に挑むことも発表された。
バトラーのKOTOP3動画
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