【K-1】初の女子T開催決定、KANA「初代のベルトを自分が巻く」
反対ブロックの「K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント ・一回戦(2)/3分3R・延長1R」では、ヨセフィン・ノットソン(23=スウェーデン)がメロニー・ヘウヘス(25=オランダ)と対戦する。
ノットソンは幼少期から空手・ムエタイ・キックボクシングを学び、アマチュアムエタイの大会では世界を股にかけて活躍。パンチと蹴りをバランスよく繰り出すファイトスタイルでアマチュアの世界タイトルを獲得。プロのリングでも30戦以上のキャリアを誇る。KANAとはこれまで2回対戦して1勝1敗としている。今回のトーナメントではKANAと決勝で因縁の対決を実現できるか。
対するヘウヘスは柔道家だった母の影響で柔道を学び、突進力と荒々しいパンチを活かしたファイトスタイルで活躍。初来日となった2017年1月のKrush後楽園大会ではKANAの持つKrush女子フライ級王座に挑戦。KANAから2度のダウンを奪って同級王座に就いた。12月には王者・挑戦者の立場を変えてKANAと再戦。KANAにリベンジを許したものの、一進一退の攻防を繰り広げて会場を沸かせた。
両者ともに会見には出席しなかったが、ノットソンは「K-1の初代王者を決めるトーナメントのメンバーに選ばれてとても嬉しい。このトーナメントはK-1の女子の歴史を変えるものになると思う。決勝ではKANAと戦いたい。KANAはK-1の初代王者のベルトをかけて闘う資格のある選手だと思うし、KANAを倒してK-1のベルトを巻きたい。このトーナメントで私が女子フライ級で最強だということを証明したい」
ヘウヘスは「K-1で初めて女子トーナメントが開催されることが決まり、K-1の女子が前進するための大きなステップになると思う。決勝の相手は誰でも構わないけど、決着をつける意味でも1勝1敗のKANAと決勝で戦うことができたら盛り上がると思う。このトーナメントで必ず優勝して、K-1の女子の歴史に名前を刻みたい」と、どちらも打倒KANAを目指す熱いコメントが届いていた。
決勝で対戦する可能性のある両選手と対戦経験があるKANAは、「どちらが勝つという予想が湧かなくて、ヨセフィン選手は技術もテクニックもあってやりにくい選手で、メロニー選手は一発が怖くて。(両選手とは)1勝1敗なので完全決着する為にも、どちらでも倒したいと思います」と優勝する覚悟を語った。
<対戦決定カード>
▼K-1 WORLD GP 女子フライ級王座決定トーナメント・一回戦(1)3分3R・延長1R
KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
クリスティーナ・モラレス(スペイン/Team Jesus Cabello)
▼K-1 WORLD GP 女子フライ級王座決定トーナメント・一回戦(2)3分3R・延長1R
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/Allstars training center)
vs
メロニー・ヘウヘス(オランダ/Mike’s gym)
▼K-1 WORLD GP 女子フライ級王座決定トーナメント ・決勝 3分3R・延長1R
KANAvsモラレスの勝者
vs
ノットソンvsヘウヘスの勝者
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