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【ボクシング】五輪へ一歩、元キック女王・松田玲奈が全日本女子1回戦突破

2019/10/17(木)UP

初の公式戦となった全日本女子選手権で勝利した松田玲奈

 北海道・札幌市の北ガスアリーナ札46幌(新中央体育館)で、10月17日(木)から開幕した『第18回全日本女子ボクシング選手権』は、20日に決まるトーナメント優勝者が2020年東京五輪の代表候補となる重要な大会だ。

 この成年フライ級(51kg)の部に、元キック王者の松田玲奈(25=葛飾クラブ)がエントリーし、今日の1回戦で安村可麗(18=堺工科高校)にポイント勝ちを収めた。

 安村はまだ高校3年生とはいえ、アンダージュニア(小中学校の部)から公式戦経験を積んできた。

最終ラウンドの乱打戦も制した松田(右)

 対する、松田は今回はボクシング初の公式戦。「これまでのスパーリングで、自分の間合いを保つための半身構えに修正した」という元キック王者は、第1ラウンドの離れた距離のさし合いから少しずつ距離を詰め、安村のストレート系のパンチのヒットを許しながらも第2ラウンドからは左フックや右ストレートの的中率が上がり、最終3ラウンドの打撃戦も力のこもった攻撃を続けた。
 採点は29対28、28対29、30対27、28対29、29対28の3‐2で、松田の勝利。

 試合後に「足がバタついてパンチを打ったら体が流れてしまった」と反省した松田。明日18日は1つ軽いライトフライ級(48kg)で世界選手権の銅メダルを2度獲得しているサウスポー和田まどか(24=福井県スポーツ協会)と対戦する。

勝利した松田玲奈(左)と所属ジムの山崎会長

 和田と対戦することについて、キック時代からタッグを組む所属先の山崎将会長は「こういう大物が立ちはだかったときこそ松田は真価にポテンシャルを発揮してきた」と自信を示した。
 ちなみ和田とは、以前、テレビのバラエティ番組で共演したことがあり、松田も「この大会で対戦したいと番組でも話していたので、実現して良かった。今日の反省点を明日に活かしたい」とコメントしている。

 大会優勝者は年内に行われる予定のボックス・オフ(代表選考会)で、今月上旬に行われた世界選手権の日本代表と対戦し、ボックス・オフで代表権を獲得したら、来年、海外で2度開かれる五輪予選トーナメントに出場する流れとなる。

 ♢松田玲奈=1994年9月11日東京都出身(25歳)。
 17歳でキックボクシングを始め才能を開花させ、ジュエルス、シュートボクシング、レベルス、J-GIRLS、蹴拳など様々な格闘技団体に参戦。8戦無敗で挑んだ19歳のとき、J-GIRLSフライ級王者(14年2月)、同年10月に蹴拳女子フライ級王者、15年12月にはWBKF世界女子フライ級王者となったが、その2ヶ月後の試合(16年2月・TKO勝ち)が最後に。8ヶ月後の10月にボクシング転向宣言をした。
 キック戦績は20戦15勝(5KO)1敗4分。

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