【K-1 KRUSH】佐野天馬「キャラが無いので圧倒的な強さ見せる」
11月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 KRUSH FIGHT.107』に出場する佐野天馬(22=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、新美貴士(26=名古屋JKファクトリー)のインタビューが主催者を通じ届いた。
K-1 KRUSH FIGHTフェザー級に出場する佐野は、13年7月にKrushでデビューすると、15年1月には武居由樹に判定勝ちし無敗の9連勝。しかし続く4月のKrushでは計量クリアできず不戦敗で連勝ストップ。同年11月にはプロ初KO勝利で再起。17年12月にBigbangフェザー級王座を獲得。22歳の若さながらすでに26戦19勝(3KO)7敗と戦績は既にベテランの域。
佐野はそんな自身について「僕は別にキャラがあるわけでもないし、話が面白いわけでもない」と厳しい評価を下し、「そういう選手は圧倒的な強さを試合で見せないと面白くないじゃないですか」と、戦績と勝ち星を重ねるだけではいけないと危機感を抱き、「そういう部分で自分は強さとKOを見せていきたい」と今回の一戦に強いKOへのこだわりを見せた。
対戦相手の新美に対して「問題ないかなと思います。今回はKOにこだわりたいです」とKOでのフィニッシュを目指すことを宣言した。KO率は決して高くはないが、今回の決意でKO勝ちを伸ばすことができるか。
対する新美は8戦6勝(4KO)2敗のファイター。K-1グループへは2018年8月に参戦し、これまで2勝(1KO)1敗の成績を残している。亀田興毅や内藤大助に憧れボクシングから足を踏み入れた新美は、趣味程度に始めたキックボクシングにハマっていったという。
KRUSHトップファイターの一角である佐野との一戦について、「強い相手と戦えるのは純粋にうれしいですね」と喜びを見せる。前戦は8月のK-1大阪大会のプレリミナリーファイトで斗麗に判定負け。この一戦の悔しさを糧とし、「斗麗選手と佐野選手はタイプが違うんですけど、しっかり勝ちたい」と意気込んだ。
4倍以上のキャリアを持つ佐野との一戦は不利の声も多い。その中でも新美は「今まで相手が勝つんじゃないかと言われる試合ばかりだったんで、そこはもう全然問題ないです」と平常心を保ち、「自分のやりたいようにやって勝ちます」と勝利宣言。その先にはKRUSHのベルトを見据える。「KRUSHのベルトは欲しいですし、自分は中国でも試合をしているので機会があれば中国のベルトも欲しいです。もちろんいずれはK-1のベルトも見据えています」という新美。ビッグチャンスをものにし、タイトル戦線へ殴り込みをかける。
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