【イノベーション】小川翔が「喰らったらヤバい」必殺技を用意、シジュン「フルパワーの100%で臨む」
11月17日(日)、岡山市総合文化体育館メインアリーナで開催される『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行』。本大会で開催される「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」に出場する小川翔(26=OISHI GYM)、ジン・シジュン(28=韓国/Psychopitbulls)のインタビューが主催者を通じ届いた。
小川は名門OISHI GYMで腕を磨き、西日本が主戦場。REBELS-MUAYTHAIライト級、蹴拳ムエタイスーパーライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOSTCUP日本スーパーライト級と次々と国内タイトルを奪取。今年9月には「Road to ONE」に参戦しオープンフィンガーグローブでのケージ戦も体験した。
小川の適正階級はスーパーライト級(63.5kg)付近。今回のトーナメントは65kgとやや重い契約体重となるが、小川は「身体の強さには自信があります」と上の階級との対戦も許容。1回戦で当たるジン・シジュンがまさに上の階級から落としてくる選手であるが、「相当な強敵だと評価していますし、ここをクリアーできれば、優勝の自信は満点」と自信を見せる。対シジュン戦に向け、必殺技を用意したという小川。「地味系ですけどね(笑)」とド派手な技ではないとしながらも、「喰らったらヤバい」と威力は折り紙付きだという。
準決勝、決勝の相手は誰が来ても大丈夫という小川は、公式パンフレットに掲載された優勝予想でも一番人気。「今はこの岡山に賭けている」と後のことは考えていないという小川だが、肉体改造にも取り組み「まだまだ伸びるでしょう。もっともっと強くなりますよ!」とレベルアップにも期待が持てる。強豪集まるトーナメントを制し、さらに大きな舞台への飛躍を目指す。
対するシジュンは日菜太や緑川創、T-98、斗吾といった日本重量級ファイターと拳を合わせてきた激闘派。普段はウェルター級(66.67kg)を主戦場とするが、今回最後の65kg契約での試合として本トーナメントへ参戦した。「67kgで発揮してきた力をそのまま65kgで爆発させることができるなら、圧倒的な優位になる」と、厳しい減量の上、連戦となるトーナメント方式への対応がカギになるとシジュンは睨んでいる。
ムエタイルールもK-1系ルールもどちらにも対応し、様々なリングで戦うシジュンは今回のルールにも自信。「今一番得意なのは65kgで戦うムエタイ」とこの大会に照準を合わせ調整。相手がタイのチャンピオンクラスでなければ、首相撲やヒジ打ちにも苦手意識はないという。
1回戦の相手である小川翔の印象を「不幸でしかない」と表現したシジュンは、その理由を「私がフルパワーの100%で臨めるのですから」と回答。「是非、この日のベストバウトを戦いましょう!」と小川へ呼びかけた。
尊敬するファイターに梅野源治選手と町田光の名を上げるほど、日本のキックボクサーへのリスペクトにあふれるシジュン。トーナメントを制覇した暁には「日本に戦わなくてはならないチャンピオンがいます」と、一人の王者の名を上げた。その相手の名はS-cup2018世界王者・海人。「65kgから70kgのナンバー1は、シュートボクシングの海人選手に間違いない」と高評価するシジュンは、「ZAIMAX王者として、彼に挑むことは責務」と対戦を熱望した。
最後にシジュンは「11月17日は、岡山に来られる皆さんに試合を存分に楽しんでいただきたいです!必ず凄い試合をしてみせます!」と力強く宣言。最後の65kgの戦いで、どんなインパクトを残すか期待が集まる。
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