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【K-1 KRUSH】初防衛の玖村将史、K-1王者の武居戦に向けて「1からやっていく」とレベルアップ誓う

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2019/11/18(月)UP

初防衛に成功した玖村、今後の意気込みを語った(C)M-1 Sports Media

 11月16日(土)大阪・サンエイワーク住吉スポーツセンター(第1体育館)で開催された『K-1 KRUSH FIGHT.108』の一夜明け会見が、11月17日(日)大阪府内にて行われた。

  メインイベント「K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級(55.0kg)タイトルマッチ」で挑戦者・林勇汰(20=FLYSKY GYM)を判定で下して初防衛に成功した、K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級王者・玖村将史(20=K-1ジム五反田チームキングス)が出席した。

 試合前から「ナメられているのかなと思った。圧倒する」と言い放っていた玖村は2Rまでは、カウンターの左右のフックや前蹴りをヒットさせて攻勢を保ったが、タフな林は被弾してもひるまず距離を詰め続け、最終ラウンドには林に流れが傾きかけた場面もあった。

右のパンチで林を攻め立てる玖村(右)

 試合を振り返って「試合内容としてはチャンピオンとしてもっと良い勝ち方で大阪大会を締めたかったけど、そんなに甘くなかったなと思いました。もっとレベルアップしていきたいと思います」と納得がいっていないようだ。

 頭を振りつつ前進してくる林に対して「対応しきれなかったという印象です」と振り返る。自身の右の拳は「(林に)効いているのも分かったし、ガッツリ入っていたので倒れると思ってました。それで強引に右を当てにいくって展開になってしまって、無理やり倒しに行こうとし過ぎたかなと思います」と反省点が見えた試合となった。

 現在K-1の頂点に君臨する武居由樹とのリベンジ戦(6月のトーメントKOで敗れている)に必要なことは「スピードもテクニックもパワーもそうですし、試合に対する姿勢から一からやっていかないといけないなと思います」とこれから再スタートを切るという。

左ジャブで試合をコントロールする玖村(左)

「(王者としての内容や倒し方が)一番重要だと思うし、これからもっと上に行くためにはそこを見られると思うので。意識せずに倒せるような選手になっていきたいと思うから、もっと楽に倒せるように頑張ります」と倒すことにこだわっていきたいとする。

 KRUSH初の大阪大会でメインイベントを務めたことについては「凄い嬉しいことですし、防衛出来たのも良かったけど内容が納得いかなかった。来年に大阪KRUSHが開催されるのだったら、もう1回メインで防衛戦してリベンジしたいなって思っています」と大阪の地で再びメインで防衛戦を望む。

 最後に「来年は今年以上にレベルアップして絶対(武居に)リベンジしてK-1のチャンピオンになるので応援お願いします」と最後にファンにメッセージを送った。

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