【K-1】皇治と対決する川原誠也、目を見て試した「アイツが同級生だったら俺のパシリ」
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』に出場する川原誠也(31=パンクラスイズム横浜)が公開練習を行った。
川原は皇治(30=TEAM ONE)と、61kg契約(3分3R延長1R)で対戦する。MMA(総合格闘技)団体「パンクラス」で活躍した川原は、25歳の若さで引退。ルールは違うが、今回は7年8ヶ月ぶりの試合となる。
極真空手仕込みの強烈な打撃を得意とし、荒っぽいファイトスタイルとその風貌から“パンクラスの悪童”の異名が付けられた川原。2012年には相手をKOしながらもレフェリーの制止を聞かず、攻撃を続けたため試合不成立に。これが引退前最後の試合となった。
公開練習では「俺はMMAから来る選手。それでちょっとでも盛り上がれば良いかなって」とオープンフィンガーグローブでのミット打ちを披露。
ゆったりしたリズムから飛び込んでのパンチ、ムエタイ仕込のヒザや前蹴り、そしてMMA時代からの得意技でもある左ハイを連発。さらにトレーナーにフェイントをかけて。ミットを構えてない顔面に左ハイキックをヒットさせ、大きな笑みを浮かべる相変わらず元・悪童っぷりも見せた。
対戦相手の皇治は,自身の公開練習で「俺が負けたらK-1がナメられる」と発言。しかし川原は「会見の時点でもうナメられてんじゃないですか?」とバッサリ。
続けて「もし俺と皇治選手が逆の立場で、俺がK-1代表で、7年振りに外から来たヤツがあんな態度で会見に来たら『まずお前、態度を直せよ!ここはK-1だぞ?』って言いますよ。で、あんなに俺にメンチ切られて。俺はあっちがどういう反応するか、どういう目をするか。それを試すためにわざとやって試したんですよ。あっちはぐだぐだ言う感じだけど、俺は目を見て試しただけだから。そういうのは何回もやってきてるから、目を見りゃ分かるんですよ」と、会見では皇治を試したと言う。
フェイスオフでの印象は「アイツが同級生だったら俺のパシリだよ。フェイス・トゥ・フェイスの時でもああいう風な態度を取るだろうなって大体分かってたし、まああんなだろうなって。態度もそうだし、言葉を選んでるのも見え見えだし、全部が予想通り」とふてぶてしく語る。
川原は現在、皇治戦のためにウィラサクレックジムの幕張支部に住み込みで練習している。「昼も夜もムエタイ漬けの毎日。タイ人ばりの生活を送っていて、一緒にK-1出るジャオスアヤイとも銭湯行ったりしてお互い勝とうって言葉は通じなくても心は通じ合ってるんで」と身も心もムエタイを染み込ませている。
住みこみ生活での追い込みは「格闘技人生で一番。こんなに集中したのは初めてだから、楽しみっすね」と充実した仕上がりで臨む。
「皇治選手がこつこつ積み上げてきて、それを横浜アリーナで自分にばくっと喰われる運命なんですよ。ここからが俺の格闘技の最終章。K-1であと5年ぐらい頑張れたら良いなと思ってるんすけどね」と語る川原。最後に「当日はしばきあって必ずKO決着。判定なんて考えてないんで、どっちが倒れてどっちが生き残るか勝負しましょうよ。タイマン勝負、以上です」と男と男の勝負を皇治に呼びかけた。
▼川原の師匠・北岡悟が皇治へ宣戦布告!「真価を問われるのはお前だ」
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