【K-1】木村“フィリップ”ミノル「狙い澄ましたら1Rで秒殺する」
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』に出場する木村“フィリップ”ミノル(26=K-1ジム五反田チームキングス)が19日、都内で公開練習を行った。
木村は重いパンチを打ち込む激しいミット打ちを披露。今週末に迫った試合に向け気迫十分かのように見えたが、木村の意識はすでに試合の”先”にあるようだ。
木村が属する中量級においては、近年では海外勢のトップ戦線が停滞していると木村は感じている。「特にスーパー・ウェルター級ではずっと変わらずに3、4人がトップにいる」という木村は「ウェルター級はウェルター級で面白いんですけど、そろそろ敵なしなのかな?ウェルター級はもう近藤(魅成)選手しか燃えないですね」と、現在主戦場としているウェルター級からの卒業を示唆。1階級上のスーパー・ウェルター級への本格参戦を見据え「(トップ戦線に)食い込んでいきたいですね」と新たな舞台に挑む意気込みを見せた。
今大会は新生K-1誕生から初めて行われる横浜アリーナ大会。木村はこの大会を「過去のK-1との勝負」と断言する。「横浜アリーナって聞いて僕の中ですごい燃えるものがあって、それは以前のK-1のイメージが凄くあるから」と旧K-1超えに挑む大会であると認識。「どうやったらあの時の少年だった僕が燃えたみたいに、1人の少年を希望を持って燃えさせることが出来るのかっていうのを今まで以上に考えました」と試行錯誤を繰り返したという。
その結果、たどり着いた答えは「木村“フィリップ”ミノルを体現するしかないっていうシンプルな答え」という木村。「もう感性のままにリングに立って、思ったこと・やりたいことをやるだけですね。横浜アリーナに来られる方も来られない方も、もの凄い非日常を見せるつもり」と自らを開放し大舞台の一戦に臨むことを宣言した。
対戦相手のジョーダン・バルディノッチ(fight house pesaro/team fight power)との一戦は「強い相手」としながらも、「多分本当に狙い澄ましたら1Rで秒殺で終わってしまうような試合だと思う」と勝利には絶対の自信。大舞台を見に来てくれた観客のため「そこは僕自身は2R、3Rとやって見せ場を作ってKOするのも良いのかな」とファイトプランを練るが、主導権は握っているという絶対的な自信は揺るがない。
今回も狙うは圧倒的なKO。インタビューの最後には、木村は「僕のやりたいことはもの凄い迫力のあるKOを見せることなので、それを『いつ倒すんだろう?』ってワクワクして見てもらえたら幸せですね」と、旧K-1を乗り越える勝利を観客へ贈る心構えを見せた。
▼木村ミノルが亀田史郎氏のミット打ちで覚醒!!
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