【ボクシング】吉田実代が大みそかに初防衛戦、田中・井岡とトリプル世界戦に
WBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代(31=EBISU K’s BOX)が、11月22日(金)所属ジムで会見を行い、12月31日に東京・大田区総合体育館でシー・リーピン(21=中国)との初防衛戦に臨むことを発表した。
当日はWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)の初防衛戦、同フライ級王者・田中恒成(24=畑中)の3度目の防衛戦も組まれており、トリプル世界戦となる。
吉田は「こんな特別な大会で、トリプルメインに女子の試合を入れてもらえることは奇跡だと思っている。失礼のないコンディションでリングに上がりたい」とコメントした。
今年6月に世界王者になってからの生活は「大きくは変わっていないが、色々なイベントなどに呼ばれることが増えたのは確かで、長年取り組んで来た社会福祉活動の場が広がってきたのを感じる」と、ボクシング以外でも活躍の場を広げているようだ。
格闘経験では「MMA、キック、SB、ムエタイと色々な競技をした中でのフィジカルや試合勘や勝負勘」がボクシングの試合に活きているという。
ボクシング以外の格闘技を経験しているファイターとして「以前は両方の気持ちが分かり、両方の競技が大好きだったが、今は女子MMAが盛り上がりをすごく見せていて、女子ボクシングも役者はそろっているので負けてられないと思う。私はたくさんの格闘技を経験させてもらって、全てがあったから今の私がある。他競技から、ボクシングの世界チャンピオンになり防衛を続けて、強い世界チャンピオンになることが他競技組や他競技でお世話になった方への恩返しだと考えています」と話した。
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