【BOM】“天才ムエタイ少女”伊藤紗弥、「(那須川)梨々さん、寺山日葵選手と対戦したい」
12月8日(日)竹芝・ニューピアホールにて開催される『BOM SEASON II Vol.5』に出場する“天才ムエタイ少女”伊藤紗弥(20=尚武会)。
伊藤は奥脇三兄弟の紅一点、奥脇奈々(22=エイワスポーツジム)と対戦する。
伊藤は4歳の頃からムエタイをはじめ、僅か13歳でWPMF女子世界ピン級暫定王座を獲得。その後は世界三冠王となり“天才ムエタイ少女”として名を馳せた。
約5年間負けなしの快進撃を続けていたが、2018年12月にKNOCK OUTのリングで小林愛三と48kg契約で対戦し、判定で敗北。今回1年ぶりの試合となる。
対する奥脇は奥脇一哉を兄、現ラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツを弟に持つ「奥脇三兄弟」の長女で、兄弟に負けないアグレッシブなファイトを身上とする。
奥脇について伊藤は「パンチ、前蹴りで攻めてくるイメージは分かっているので、それを意識しながら練習しています」とし「奥脇選手もタイで試合経験があり、今回ムエタイルールなので噛み合った面白い試合ができると思います」とムエタイファイター同士の対戦を楽しみにする。
試合内容は「勝ちにこだわった戦いをしつつ、圧勝したいと思います」と再起戦を圧勝で飾る。
今後の目標として「ムエタイルールでONEに出てみたい気持ちはあります。実際にONEの試合を見ると女子ムエタイ選手のレベルの高さを感じました」と語る伊藤。「今はまだ本調子を取り戻せていないのでまだそういうチャンスは巡ってこないと思うのですが、少しずつ試合数を増やして実現できたらいいなと」と新天地を目指す。
また国内で意識している選手として「私は14年7月のムエロークで紅絹選手と対戦してドローに終わっています。今年7月、紅絹選手はRISEチャンピオンになっているので、もう一度対戦したい気持ちがあります。あとRISEに出ている天心妹の梨々さん、寺山(日葵)選手とはキックルールでもいいので対戦したい気持ちはあります」とムエタイルールでの試合にはこだわらず、キックルールでも同世代とのライバルたちと試合をしてみたいと語った。
成長した”天才ムエタイ少女”は再起戦を制し、未来へ向かって駆け上がることが出来るか。
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