【ボクシング】協栄ジム金平会長がプロ活動の休会届けを提出で謝罪文発表
ボクシングの名門、協栄ジムの実質的オーナーとの金銭的トラブルでジムを活動休止すると協栄ジムの金平桂一郎会長(54)が発言していた件で、9日午後、東日本ボクシング協会に休会届けを提出。受理された。これで協栄ジムはプロボクシングに選手を出場させるなどのプロ活動はできなくなる。
協栄ジムは1959年(昭和34年)4月にプロボクサーとして活動した現会長の父、金平正紀が、金平ボクシングジムとして設立。1966年に「協栄ボクシングジム」と名称変更。99年に正紀会長が他界し、長男である現会長が跡を継いだ。15年には株式会社協栄ジャパンホールディングスが設立され、前出の実質的オーナーはジムの経営を担当、金平会長はプロボクシングジムの会長として選手育成などを主に担当していた。先月11月27日に実質オーナーから突然解雇通告をなされ、現在話し合いが持たれず金平会長はジムに立ち入ることもできないという。
現在10名以上のプロが在籍する協栄ジムだが、亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21)と竹原毅(24)がそれぞれ別の階級で12月22日の全日本新人王決勝を迎えるが、日本一の称号をかける前に所属ジムを探すことになる。
金平会長は10日早朝、自身のツイッターに謝罪文を掲載
「この度の協栄ジム休止に関して、直接関わりのない、選手やスタッフに深くお詫びを申し上げます。特に、試合が近い、亀田京之介、竹原毅、両君には本当に申し訳ない事になったと改めて謝意を申し上げる次第であります」と綴り、謝罪文を発表する数時間前には「何としても、再開しないと親父に申し訳気持ちでいっぱいです。」と、再開へ強い責任感を示している。
協栄ジムは、トラブルが報じられた今月7日、ホームページ上で活動休止に関し「当ジムが発表したものではなく、活動休止を予定している事実もございません。当ジムは、引き続き、会員の皆様に対してこれまで同様のサービスを提供してまいります」と掲載している。金平会長の休会届け提出で現在、協栄ジムはプロボクシングに選手を送り込むことはできないが、一般会員向けにボクシングを教えることは可能ではある。再びプロボクシングの協栄ジムと言われる日が来るのか、協栄ジム側の今後の動向も見ていきたい。
●編集部オススメ
・協栄ジムが存続主張「活動休止の事実はない」金平会長の発言とは真逆
・亀田和毅、統一戦失敗に「万全の状態だった。次は強いトモキで戻って来る」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!