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【DEEP】44歳・誠悟、3度目の王座挑戦は「近い距離で勝負」と打倒王者に自信=前日計量

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2019/12/14(土)UP

44歳の誠悟が3度目の王座挑戦に向け計量パス

 12月15日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『DEEP 93 IMPACT』の前日計量が14日、都内にて行われた。

 メインイベントDEEPメガトン級タイトルマッチに出場する王者ロッキー・マルティネス(33=スパイク22)、挑戦者・誠悟(44=AACC)が計量に臨み、マルティネスが117.40kg、誠悟が120.40kgを記録。メガトン級は無差別級のため両者計量パスとなり、明日の決戦へコマを進めた。

王者・マルティネスと並ぶ誠悟、メガトン級2人が並ぶとさすがにド迫力

 ”ミスター・メガトン”の異名を持つ誠悟は2009年、2013年にDEEPメガトン級王座に挑むもタイトル奪取はならず2014年7月に一度引退。しかし王座再々挑戦を目指し2018年10月に復帰し、復帰後1勝1敗で王座挑戦のチャンスを得た。前戦は今年3月の侍マークハント戦。約9カ月の期間が開いているが、この試合間隔については「余計な試合しなくて済むかな。引退して復帰したのもありますし若くもないので、やりたいやつだけやりたいな」とベテランらしい前向きなとらえ方を見せた。

 その”やりたいやつ”となった王者マルティネス。印象を問うと「映像は観たんですが、ボクシングが上手い選手。ボクシングをいかに潰して殴り合い、自分の勝負に持ち込むか。近い距離で勝負です」とコメント。明確なファイトプランが出来上がっていることを感じさせた。

メガトン級の歴史を知る誠悟は「残っている人間でチャンピオン獲れたら」と歴史に名を刻む構え

 今回が3度目のメガトン級王座挑戦。2006年のデビュー以来、DEEPメガトン級を根城にしてきた誠悟にとって、この王座への挑戦には大きな意味がある。「メガトン級の初期からいる。挑戦しては負けてきて、周りがいなくなった中で俺だけが残っている状態。残っている人間でチャンピオン獲れたらな」と、静かな言葉でメガトン級の歴史にその名を刻む強い意志を示した。

 明日の試合には「いっぱい応援が来てくれる」と、仲間やファン、支援者の期待が集まる。今年44歳となった誠悟は「思いきりやって、楽しんで勝ちたいと思います」と、自然体でDEEPの歴史に残る偉業へ挑む。

<計量結果>
▼メインイベント DEEPメガトン級タイトルマッチ 5分3R(無差別級)
ロッキー・マルティネス(スパイク22/王者) →117.40kg
vs
誠悟(AACC/挑戦者 ) →120.40kg

☆12.15『DEEP 93 IMPACT』試合順、イベント情報はこちら

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