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【DEEP】王者・武田光司「謝罪はここまで、決着つける」、大原樹理「チャンピオンの仲間入りを」=前日計量

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2019/12/15(日)UP

身長170cmの武田(左)と180cmの大原(右)が、共に70.20kgで計量パス

 12月15日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『DEEP 93 IMPACT』の前日計量が14日、都内にて行われた。

 セミファイナル DEEPライト級タイトルマッチ 5分3Rに出場する王者・武田光司(24=BRAVE)と挑戦者・大原樹理(29=KIBAマーシャルアーツクラブ)が計量に臨み、武田が70.20kg、大原が70.20kgでリミットの70.3kgをクリアした。

 2か月前、2019年10月22日に行われた『DEEP 92 IMPACT』でも対戦した両者。この時は、武田が放ったヒザ蹴りがローブローとなり、2R2分07秒時点のテクニカル判定で武田が勝利した。しかし、武田も納得がいかず、しっかり決着をつけたいとして、試合直後に再戦を直訴、DEEPの佐伯繁代表も再戦の実現に動くことを約し、今大会で再びタイトルマッチが行われることとなった。

武田は「すこぶる体調が良い」とアピール

 両者ともに今回のタイトルマッチを実現させたDEEP関係者やお互いへの感謝を示し、しっかりと決着をつけたいとして、闘志を燃やしていることをアピールした。

 王者の武田は、今回は「すこぶる体調が良い」と話す。「これまで減量ではプロテインなどを中心にしていたが、ビタミンAやホエイで、体の疲労を取ってくれるサプリを使ってみたらすこぶる体の調子が良いんです」と準備万端と言った様子。
 前回の試合については、「ああいう風になっちゃって、申し訳ない気持ちがあるが、僕としても不本意」として、決着をつける強い決意を見せた。

前戦を振り返り、武田との「差は縮まった」という大原。今度こそタイトル奪取なるか

 一方、挑戦者の大原は、前回の試合について、「相変わらず強いのは1ラウンドから分かっていたので、後半勝負くらいに思っていた」と、自分の想定通りの展開だったと振り返る。そして、「前々回(2018年8月のDEEP 85)と比べて、自分もレベルアップしたので、差は縮まったのが分かった」と話す。1年4か月の間に3回も試合をすることになった武田とは「縁がある」、「お互い一撃特化のタイプなので似ている」と語り、前回見せられなかったことを見せると意気込みを示した。

 試合に向けて、武田は「しっかりと決着をつけたい。大原選手を踏み台にして勝ちたいという気持ちがある。年末はもうないと思っているので、来年に向けて、良い試合をして、今年を締めくくりたい」と静かな闘志を見せた。
 一方、大原は「10年やってきてるので、しっかりベルトを巻いて、チャンピオンの仲間入りをしたいと思います」とタイトル奪取への闘志をたぎらせた。

<計量結果>
▼セミファイナル DEEPライト級タイトルマッチ 5分3R
武田光司(BRAVE/王者) →70.20kg
vs
大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ/挑戦者) →70.20kg

☆12.15『DEEP 93 IMPACT』試合順、イベント情報はこちら

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