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【K-1】大和哲也、不可思戦は「一瞬で決まる試合をお楽しみに」と激闘予告

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2019/12/17(火)UP

強烈なパンチを叩き込む大和(右)(C)M-1 Sports Media

 1228日(土)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』で不可思(28=クロスポイント吉祥寺)と対戦する、大和哲也(32=大和ジム)が公開練習を行った。

 大和は2010年にK-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメントで優勝するなど、旧K-1から活躍しているベテラン。その後他団体で多くのタイトルを獲得した後、新生K-1に電撃参戦すると勝ち星を重ねて、20183月には野杁正明の持つスーパー・ライト級王座に、同年11月の第3代王座決定トーナメントでは1回戦でゲーオに挑むもいずれもKO負けを喫した。一時はK-1への参戦を悩む時期もあったが、改めて継続参戦を決意。824日のK-1大阪大会で近藤拳成を下し、復活の狼煙を上げた。

左ミドルを蹴り込む大和(左)(C)M-1 Sports Media

 この日は一般観覧可のリアル公開練習としてファンの前で21Rのミット打ちを行った大和。普段とは違うシチュエーションでの公開練習で「変に緊張してしまったのか、トレーナーのパンチを避けようとしたら当たっちゃいました(笑)」というが、「良いイメージで練習が出来ているし仕上げていきたい」と調整は順調だ。

 今回の対戦が決まって「不可思も地元が名古屋なので、2人を応援してくれる人がいたり色々な繋がりが多い。この試合を楽しみにしているという声がすごく多くて、期待してもらえることはすごくうれしい」と気合いが入っている。

 不可思とは「K-1以外の他所で実績を作ってきた選手という部分でも似ている部分がある。激しい試合をするところも一緒」と通じるものがあるようだ。その点で「僕らにしか出来ない試合があると思うんで、それを33Rしっかり魅せたい」と2人でK-1名古屋大会を盛り上げたいという。

(C)M-1 Sports Media

 今回、大和は初めて名古屋でK-1のリングに立つことになった。「僕がキックボクシングを始めたのはK-1に出ると周りに豪語したのがきっかけで、週1日しか練習していない頃から『俺はK-1に出る』と言っていました(笑)。夢が名古屋で叶うのは凄く嬉しいし、感慨深いです。現実というより夢見心地で、試合当日はさらに最高の高揚感でいけると思います」と胸を弾ませている。

 この1戦は同大会で行われるスーパー・ライト級タイトルマッチ(王者・安保瑠輝也vsゲーオ・ウィラサクレック)の勝者に絡む可能性もある重要な試合だと大和は話す。「横浜大会では山崎秀晃選手がもの凄い勝ち方をしたので、僕もただ勝つだけじゃ駄目だろうし、勝ち方も問われる。試合だけじゃなくて人となりや発言も含め、あと2週間しっかり自分を磨き上げます。タイトルに絡めるような試合をして、しっかりアピールをしたい」と王座挑戦に向けての勝ち方が欲しいところだ。

(C)M-1 Sports Media

 最後に「2019年最後のK-1が名古屋にやってきます。最後を締めくくるにふさわしい大会になると思うし、その中でも僕たちの試合が非常に注目されていると思うので、最高の試合をしてリングを降りたい。一瞬で決まる試合を楽しみにしていてください」とコメントした。

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