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【K-1】流血TKO負けの不可思、異議申し立てせず「楽しかったからなんでもいいよ」

2019/07/02(火)UP

佐々木大蔵のバックハンドブローで負傷TKO負けを喫した不可思(左)

 2019年6月30日(日)、東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』において、佐々木大蔵(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に負傷によるTKO負けを喫したKING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級王者・不可思(27=クロスポイント吉祥寺)が、自身のSNSで試合についての感想を明かした。

 決着の要因となった不可思の負傷は、第3ラウンド開始17秒に佐々木が放ったバックハンドブローによるものだった。ジャッジはこの負傷を有効打によるものと判断し、試合は続行。しかし傷は大きく出血が激しいため、2分14秒にドクターストップによる佐々木の勝利となった。

血を流しながら佐々木に強烈なボディを叩き込む不可思(左)

 この打撃はグローブ部分ではなく、ギリギリ前腕部による攻撃かどうかの微妙なライン。K-1WGP公式ルール第5条では、バックハンドブローに対する制約を「肘、及び明らかにグローブ以外の前腕部分のみがヒットしたと認識される場合には反則となる」と明記しており、ルールスポーツならどこにでもある微妙な判断を迫られたが、審判は佐々木の有効打とし、TKO勝利となった。

 この裁定について、過去にヒジありルールでカットされた経験もある不可思は、自身のSNSで「肘なしのK-1に来たら、今までで1番切られるっていう話。よく見たら眉毛が分裂してるのがウケる」と、右眉が上下に割れた大きな傷の写真をアップ。そして佐々木の反則ではないかという声に対し、「みんないろいろ言ってるけど、俺は楽しかったからなんでもいいよ。もう次に行く。応援ありがとうございました」と裁定を受け入れると宣言した。

K-1初戦は敗北に終わったが、ファンに強烈なインパクトを残した不可思(右)

 また、K-1では公式ルール第30条において、審判員の宣告および判定に対し異議申し立てを行えるよう定められているが、これに対しても「言っとくけど、ジムの代表は昨日の試合の事を提訴するなら提訴すると言ってくれている。何とも思ってないわけじゃない。でも俺はそんな事にエネルギー使いたくないからやらない。色々言ってくれてる人達ごめん」と、早くも次の戦いへ意識を向けていることを明かし、ファンへの感謝と謝罪を表した。

 この、不可思のSNSのコメントから一夜明けた会見では、バックブローの判定の件について中村拓己K-1プロデューサーは、大会総括の中で以下のように語った。「佐々木選手のバックブローについては、あの場の審判団がグローブ部分が当たっての有効打と判断した。我々(運営)も審判団が出した判断に対しては、有効だと考えております。」と運営側も審判の判断を正しいと判断した上で決定したとコメント。
 判定は正しいとされたが、勝者となった佐々木は「見ているお客さんにとってすっきりできない終わり方だった」と感じていることを明かしており、「またどこかで決着をつけられたら」と再戦希望の意志を表明している。

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