【K-1】不可思、尊敬する大和哲也との対決に「この試合が最後というくらい全てを懸ける」
12月28日(土)に愛知・ドルフィンズアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』に出場する不可思(28=クロスポイント吉祥寺)が公開練習を行った。不可思は地元名古屋の大先輩・大和哲也(32=大和ジム)とK-1スーパー・ライト級の一戦で対戦する。
不可思はRISE、KNOCK OUT、REBELS-MUAYTHAIでタイトルを戴冠してきた実力者。K-1グループへは今年6月に初参戦した。
相手の大和は2010 K-1 WORLD MAX -63kg日本王者となり、ムエタイでもWBCムエタイ世界スーパー・ライト級王座を獲っている強豪だ。不可思は上京前の名古屋時代、大和のジムに出稽古に行った経験がある。尊敬する先輩だ。
試合まであと4日となり、公開練習では軽めだが滑らかなリズムでミット打ちを行った不可思。「疲れも抜けてきて減量も順調、体調もすごく良い」と好調だ。
不可思は通常、試合前に対戦相手のインタビューやSNSなどを読まないという。「相手のインタビューを見ても、煽るようなことを言っているので、影響を受けたくないから読まない。良くも悪くも、今持っている心が揺れてしまう」からだと説明する。
しかし今回は大和のインタビューも読んだと言う。「哲也さんはリスペクトしている、向こうも悪い気持ちとかは無しでぶつけてきてくれると思う。(インタビューを)読んで、より楽しみになりました」と大和は例外だと語る。
続けて「言い合って盛り上げるのは面白いし皆大好きですけど、今回はシンプルにどちらが強いのか競い合える、あるべき本来の格闘技の姿。自分で言うのも何ですけど、いい試合だなと思います」とモチベーションは高い。
大和について「ずっと背中を見てきた名古屋の大先輩。実力も、日本だけじゃなく世界で見てもトップの選手。人としても、人間の雰囲気というか、他人を悪く言ったこともないし見習いたい部分がある」と、改めて相手にとって不足は無いと語る。
試合展開については「こういうふうに勝ちたいというのはあるんですけど、あまり言えない。けど哲也さんとなら絶対に噛み合う。お客さんが見て燃え上がれる試合になるんじゃないかな」とこの一戦を魅せる自信がある。
最後に「この試合勝つか負けるかで大きく変わると思うのですが、それは終わってからの話。この試合が最後くらいの感じで全てを懸けようと思っています。僕の持ってるもの全てをこの試合で出して見せます」と意気込む。
地元での大舞台、リスペクト出来る相手、全て揃った中で不可思は勝ちを掴み取ることが出来るか。
●編集部オススメ
・大和哲也vs不可思が決定「哲也さんの壁を超える」(不可思)
・大和哲也、不可思戦は「一瞬で決まる試合をお楽しみに」と激闘予告
・流血TKO負けの不可思、異議申し立てせず「楽しかったからなんでもいいよ」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!