【Bellator×RIZIN】“ランペイジ”・ジャクソンがヒョードルとの一戦「全盛期を過ぎた?そんなものくそくらえ」
12月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『BELLATOR JAPAN』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日(金)東京都内で行われた。
第1部の第6試合に出場するクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(41=アメリカ)が出席。ジャクソンはUFC世界ライトヘビー級王者に輝いた経歴を持ち、日本でもPRIDEに参戦し、2001年には今回の会場のさいたまスーパーアリーナで桜庭和志と対戦(1R5分41秒、スリーパーホールドで桜庭勝利)しており、その後も2001年から2006年までPRIDEに連続参戦を果たしている日本のファンにとっても馴染みのある選手だ。
対戦相手のエメリヤーエンコ・ヒョードル(43=ロシア)は、「最強の格闘家」と称され、「60億分の1の男」、「氷の皇帝」など数々の異名を持つ絶対的な選手だ。この試合はヒョードルとベラトールが結んだ3試合の引退ツアー契約の1つ。
ジャクソンは、ヒョードルのラストマッチシリーズ最初の対戦相手に選ばれた訳だが、お互い友人同士であり、気心が知れた相手でもある。インタビューでは、ヒョードルの弱点を尋ねられた際に、「なんでそんなことを聞くんだ」と怒りをにじませ、「俺はヒョードルの一番のファンだ。ヒョードル選手を愛している」と畳みかけ、最後に「わかる?」と、日本語で記者に答える場面もあった。
奇しくもPRIDE全盛期を支えたファイター同士が対戦することになった一戦。インタビューでも全盛期を過ぎた選手の試合との声も上がったが、「関係ない」、「素晴らしい試合をするだけだ。それが気に入らないやつはクソくらえだ」と一蹴した。PRIDEを知るオールドファン、その後のUFCから入ったファン、そしてRIZINから格闘技に関心を持ったファン、それぞれが違う感慨を持って見るだろう。
「PRIDEのファンや新しいファンを呼び起こしたい」とも語っていたジャクソン。全盛期を支えたベテランとしての意地を見せてくれることを期待したい。
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