【ボクシング】吉田実代、友人の山本美憂も勝利し2人で祝杯へ
2019年12月31日(火)東京・大田区総合体育館にて行われたWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチで、WBCアジア同級王者の挑戦者シー・リーピン(21=中国)を3-0の判定で退け、初防衛に成功した王者・吉田実代(31=EBISU K’s BOX)は1月1日、所属先のジムで一夜明け会見を行なった。
「負けたら年が越せないと思っていた」
重くのしかかったプレッシャーから一気に解放されたと言わんばかりのリラックスした表情で、吉田は開口一番にそう口にした。
「あまり考えないようにしていたけど、すごく緊張した。大晦日では女子で初めて世界戦だって聞いたので、こんな貴重なチャンスでも気負わないようにしようと思ったんですけど…」
相手に明確なダメージを与える右のクロスカウンターなどは何度も打ち込めたものの、コンプレックスだという「KO勝ちゼロ」からの脱却は、次戦以降へのお預けとなった。
「キックボクシングの頃はよくダウンを取っていたんですけど、全然倒せなくなってしまいました(笑)」
年が明けてからはすぐに睡眠。今朝は長女・実衣菜ちゃん(4)の「ママ、本当におめでとう。かっこよかったよ」という声が目覚ましになった。今日は2人で初詣に行き、ラーメンを食べに行くとのこと。
「2020年は、チャンピオンでい続けることがまず一つ。もう一つは観ている人が面白いと思う試合をできるようにもっと努力していきたい。さらにレベルアップした姿でリングに上がります」と今年の目標を語った。
また、前日計量時には、大みそかにRIZINで試合に臨む友人の山本美憂がムエタイベースの相手の対策に吉田のジムにパンチの練習に来ていたことを話した。
「試合は同じ時間帯になりそうですが、お互い勝って美味しいものを食べに行こう」と誓っていたが、試合後、既に勝利を決めていた山本に勝利を報告し、食事の約束をしたと語った。
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