ベラトール二階級制覇者・ベイダーがRIZIN王者に宣戦布告「プロハースカくん、やろうよ」
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.20』の「ライトヘビー級タイトルマッチ」で見事、1RKO勝利で初防衛を果たした王者イリー・プロハースカ(27=チェコ)。
その直後、Bellator二階級制覇者ライアン・ベイダー(35=アメリカ)が自身のSNSでプロハースカに対戦を表明した。
プロハースカは15年の年末に行われたヘビー級GPに参戦すると、1回戦で石井慧をKO。続く準決勝もTKO勝利するが決勝でキング・モーに敗れる。その後RIZINで連勝を続け、今年4月にはRIZINライトヘビー級タイトルマッチでモーを撃破、見事KO勝利で初代王者の栄冠を勝ち取った。RIZIN10勝のうち、実に8勝が1RKO勝利となる重量級の逸材だ。
ベイダーはUFCのライトヘビー級トップファイターとして活躍。2016年11月の試合を最後にUFCとの契約を満了しBellatorに移籍を果たした。18年1月に開幕したBellatorの「ヘビー級王座決定トーナメント」に参戦。圧倒的強さで勝ち上がると、昨年1月の決勝戦では日本の『PRIDE』でヘビー級王者として活躍したヒョードルに僅か1R35秒でKO勝利し、二階級制覇を達成した。
ベイダーは自身のSNSで「イリー・プロハースカ、おめでとう。私たちはRIZINでは交わることが出来なかったが、Bellatorのケージでやろうじゃないか。LHW(ライトヘビー級)のベルトを懸けてね」と投稿。”LHW”がベイダーの持つBellatorのベルトか、プロハースカの持つRIZINベルトかはわからないがタイトルマッチとしてプロハースカとの対決を望む。
31日の『RIZIN.20』や2日前の『Bellator JAPAN』では、Bellator陣営とRIZIN選手たちの交流戦が多数実現。一連の大会前には榊原信行CEOが「Bellatorの日本進出で、ベイダーのタイトルマッチを行う可能性もある」と語っており、ベイダー自身もSNSで”JAPAN”のハッシュタグをつけ「3本目のベルトに挑戦してみるか」とRIZINのベルト挑戦の意向を示していた。
プロハースカは今回の試合前に、チェコの地元テレビのインタビューに「この試合でRIZINを終えたい、そして他の世界を見たい。他の世界とは、BellatorやUFCのことだ」とコメントしており、RIZINから卒業したいとの意向を示している。果たしてこの2人の対決は日本で見られることができるか。
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