【DEEP JEWELS】ミクロ級王者決定トーナメント新設、戦う美人ママ佐藤絵実、古瀬美月、玉田育子ら参戦
2月24日(月・祝)東京・ニューピアホールにて開催される『DEEP JEWELS 28』の対戦カードが発表。新設されるDEEP JEWELSミクロ級のベルトを争うトーナメントの開催が決定した。
DEEPグループにおける女子ミクロ級は、2019年6月の『DEEP 90 IMPACT』から新設。絶対女王として長らく女子MMA界に君臨するしなしさとこの適性階級ということであり、しなしを中心としたベルト抗争が展開されると予想されていた。
しかし同12月の『DEEP 93 IMPACT』において、しなしが沖縄の新鋭・にっせーに敗れる波乱。これによりミクロ級戦線は本命不在の様相を呈してきた。
まず本トーナメント参戦が決定したのは古瀬美月(18=Y&K MMA ACADEMY)。古瀬は横須賀出身の女子大生ファイター。「ABEMA」の『格闘代理戦争3rdシーズン』の女子トーナメント戦で青木真也推薦選手として出場すると、現在RIZINで活躍中のあいから一本勝ち。決勝では現在ONEで活躍する平田樹に敗れるも、感情を爆発させる言動とファイトで知名度を大いに上げた。
デビュー直後は負けが先行し苦しい時期が続いたが、2019年は4勝1敗と好調。戦績を8勝7敗と五分以上に戻し、大きな成長を見せている。これまで主戦場としてきた49kg台から44kgのミクロ級まで約5kgの大幅ダウンだが、自身のSNSで「49kg余裕」と語っていた通り、ミクロ級への適応も十分にできるものとみられる。
続いて参戦が決定したのは”戦うアンチエイジング”の異名を持つ玉田育子(52=AACC)。玉田は2005年7月に修斗でプロデビューし、当初は連敗したものの2006年11月から2010年6月まで12戦負けなし。2010年6月にはトーナメントを制して女子総合格闘技イベント『VALKYRIE』で初代フライ級女王の座に就いた。2014年9月には女子で世界最大の団体『Invicta FC』にも参戦を果たしている。
2015年9月の浅倉カンナ戦から約3年半のブランクの後、2019年3月に復帰。マドレーヌ、KOTORIに連勝しその実力が健在であることを示した。
3人目は”美しきママさんファイター”佐藤絵実(38=毛利道場)。佐藤は結婚・出産後にMMAを始め、2014年8月にわずか1年半というキャリアで韓国のMMAイベント『ROAD FC』に参戦。いきなりメインカードで人気選手ソン・ガヨンと対戦する異例のプロデビューとなった。2戦目ではしなしさとこに辛酸をなめさせられたものの、2017年6月の初勝利から青野ひかる、古瀬美月撃破を含む怒涛の4連勝を果たし、強い存在感を放っている。
現時点において参戦決定者は3名。組み合わせも未定となっている。女子ミクロ級は前述のしなし、にっせー、KOTORI、マドレーヌと選手が多い。初のミクロ級王座をめぐる戦いは激しい波乱の連続となるだろう。
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