【ムサフェス】アーツの愛弟子と戦うT-98「すぐ終わるので目を離さないで」とKO宣言=全選手計量パス
1月13日(月・祝)東京・豊洲PITにて開催される『MUSASHI ROCK FESTIVAL2020』の公開計量、記者会見が12日都内にて行われた。
本イベントは、90年代〜00年代にK-1のリングで名を馳せたレジェンドファイター・武蔵が主導するイベント。格闘技と音楽の融合をテーマとし、5組のアーティストが演奏を行う「LIVEステージ」、日本を代表するファイター3名とK-1レジェンドであるアーネスト・ホースト、ピーター・アーツの愛弟子3名が激突する「BATTLEステージ」にて構成される。
BATTLEステージはライト級、ミドル級、ヘビー級で各1試合ずつを実施。それぞれの試合に出場する全選手が計量をパスした。
ライト級3分3Rに出場する麻原将平(35=PFP)は武蔵の愛弟子。A1世界王者であるピエトロ・ドウリャ(オランダ/オトマニジム)と対戦する。
麻原は音楽ファンが多く来場するイベントでリングに上がることについて「格闘技を見るのが初めてという人が多いと思うので、もう1回見たいと思うような、非日常的な刺激のある試合をしたい」と意気込み。ドウリャの印象を「筋肉すごいなと思いました。僕の方が一発は強いので、明日は絶対勝ちます」と勝利を誓った。
対するドウリャは不可思、裕樹、梅野源治といった日本人ファイターとの対戦経験が豊富。「日本のファンに対していいファイトを見せたい。お互い戦いの準備をしてきているので、いいファイトしましょう」と好ファイトを見せることを約束した。
ミドル級には日本が誇る中量級エースの一人、元ラジャダムナン王者・T-98(34=クロスポイント吉祥寺)が出場。アーツの愛弟子であるイリアス・ボカユア(オランダ/ドージョーピーターアーツ)と対戦する。
T-98は「ロックよりキックの方が激しい」とイベントの主役をかっさらうと宣言。ボカユアを見た印象を「いい顔をしていたので、いい試合になる。遠いところから来てもらって悪いけど、すぐ終わると思うので目を離さないで」とKOに自信を見せた。
対するボカユアは昨年5月にMA日本スーパーウェルター級王者の真樹親太郎を1RKOで葬った強打の持ち主。T-98に負けじと「申し訳ないけど、僕がすぐ勝ちます」とKO宣言。ロックとキックが融合するイベントに対し「人に見せるということはキックも音楽も同じ。その2つのコンビネーションを活かして、お客さんを楽しませたい」とファンが満足する戦いを見せると構えた。
メインイベントのヘビー級ではMA日本ヘビー級王者・山下力也(道真会館)が出場。アーツが推薦するバダ・フェルダオス(22=オランダ/ドージョーピーターアーツ)と対戦する。
かつてRISEヘビー級王者だった清水賢吾を1RでKOしたフェルダオスに対し、山下は「清水選手に勝っているので威力はあると思うが、打ち合って打ち合って最後はKOで勝ちたい」と真っ向勝負を宣言。「ヘビー級らしいバチバチの打ち合いでKOしたいと思います」と完全決着を見せる構えだ。
対するフェルダオスも「明日(13日)の戦いは明日になってみないとわからないが、簡単な試合になると思っている。すぐにKOする」と早期決着に自信。「日本に戻って来られて嬉しい」と、好印象の日本のファンに会えると、高いモチベーションを作れているようだ。
日本対オランダの3vs3マッチ。音楽を超える熱狂を生み出すファイトを期待したい。
<計量結果>
▼ライト級63kg契約
麻原将平(PFP)→62.9kg
vs
ピエトロ・ドウリャ(オランダ)→61.5kg
▼ミドル級72kg契約
T-98(クロスポイント吉祥寺)→71.95kg
vs
イリアス・ボカユア(オランダ)→71.75kg
▼ヘビー級
山下力也(道真会館)→100kg
vs
バダ・フェルダオス(オランダ)→100kg
☆『MUSASHI ROCK FESTIVAL2020』イベント概要、対戦カード等はこちら
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