【新極真会】世界女王の南原朱里、初の統一世界大会に意気込み=5.30-31 大阪府立
世界105ヶ国(昨年5月時点)の国と地域が加盟するWFKO(全世界フルコンタクト空手道連盟)が主催する『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』が5月30日(土)-5月31日(日)と大阪府立体育会館で開催されることが発表された。
WFKOとは、300を超えるフルコンタクト空手流派をまとめるJFKO(公社 全日本フルコンタクト空手道連盟)が中心となり19年1月に発足した世界連盟。会長に緑健児(新極真会代表)、副会長に芦原英典(芦原会館館長)、クーン・シャレンベルグ(EKO会長・新極真会オランダ支部長)をはじめ、日本地区、欧州地区、ロシア地区、中東地区、アフリカ地区、アジア地区、南太平洋地区、北米地区、中米地区、南米地区の各国の理事から構成される。
この記念すべき世界大会に日本からは、昨年5月のJFKO全日本フルコンタクト空手道選手権で男子4階級で上位3名、女子4階級で上位2名が代表として出場する。
この中で注目選手の一人に昨年11月に行われた新極真会の体重無差別の世界大会で中量級ながら見事初優勝を果たした女子の南原朱里(20=新極真会 福岡支部)がいる。
南原は1月12日(日)に都内ホテルにて開かれた世界大会優勝祝賀会で両親とともにステージに上がり、これまでサポートしてくれた両親と試合前に指導し優勝に導いてくれた師である緑健児代表に感謝を述べた。
そして来たるWFKOの世界大会に中量級で出場する南原は「一人一人、一戦一戦をしっかり戦い抜く。このクラスの強豪は加藤小也香さん(新極真会 愛知山本道場)」と語る。南原は昨年のJFKO全日本の中量級決勝で加藤に本戦判定で敗れており、リベンジして優勝したいところ。海外勢の代表選手は後日発表される。
また、男子では昨年、新極真会の世界大会で2連覇を達成した島本雄二(29=新極真会 広島支部)のライバルでもある入来建武(24=新極真会 東京城南川崎支部)は同祝勝会と同時開催された昨年の世界大会の日本代表解散式に参加。
昨年の世界大会で優勝できなかった雪辱を今年のWFKO世界大会にぶつける。
入来は「世界大会への抱負は、言葉よりもとにかく結果で見せたい。結果あるのみ」と固い決意で挑む。入来は16年に島本を破り全日本大会優勝、18年5月にJFKOが22ヶ国を集め開催した『第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会』でも優勝しているが、今回は更に規模が大きくなるだけに気合が入る。なおライバル島本は昨年のJFKO大会に参戦していないため今大会には出場しない。
新極真会の世界大会で代表監督を務めた奥村幸一師範(新極真会千葉南支部支部長)は「WFKOの世界大会は男女全8階級。気合い入れて優勝を目指します」とステージで勝利を誓った。
【WFKO世界大会 日本代表選手】
(※順位は昨年のJFKO全日本、上位3名、女子は上位2名が代表選手)
■男子軽量級
優 勝 大石航輝(芦原会館)
準優勝 河瀬惇志(新極真会 佐賀筑後支部)
第3位 寺崎昇龍(士衛塾)
■男子中量級
優 勝 後迫龍輝(新極真会 大阪神戸湾岸支部)
準優勝 田中裕也(山田道場)
第3位 石野源太郎(桜塾)
■男子軽重量級
優 勝 前田勝汰(新極真会 和歌山支部)
準優勝 江口雄智(新極真会 福岡支部)
第3位 加藤大喜(新極真会 愛知山本道場)
■男子重量級
優 勝 山口翔大(白蓮会館)
準優勝 落合光星(新極真会 和歌山支部)
第3位 入来建武(新極真会 東京城南川崎支部)
■女子軽量級
優 勝 菊川結衣(芦原会館)
準優勝 成田 麗(七州会)
■女子中量級
優 勝 加藤小也香(新極真会 愛知山本道場)
準優勝 南原朱里(新極真会 福岡支部)
■女子軽重量級
優 勝 浅古麗美(社団法人 極真会館 埼玉県木村道場)
準優勝 石原凜々(新極真会 岡山東支部)
■女子重量級
優 勝 久保田千尋(久保田道場)
準優勝 藤原桃萌(新極真会 福岡支部)
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