【UFC】1.19マクレガーの勝利を予想も不安材料はメンタル面(宇野薫)
1月19日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナにて開催される『UFC246』。当日正午よりWOWOWライブにて放送される『UFC-究極格闘技-』の解説を務める宇野薫(44=UNO DOJO)がUFCの魅力と、本大会の見どころについて語った。
宇野は2001年と2003年にUFCタイトル戦に挑み、2度目は判定1-1でBJペンがドロー防衛、日本初のUFC王者までもう一歩まで行った実力者だ。
この大会で1年3か月ぶりにUFCに復帰する”UFCの問題児”コナー・マクレガー(31=アイルランド)の印象を「あれだけリップサービスしながら、しっかりと結果を出す」と、宇野はその”有言実行ぶり”に感心する。
マクレガーは過去、対戦相手への暴言や引退宣言など多くの問題発言を披露。その上でオクタゴンの中では見事な戦いを見せる。
また「おしゃれを超えたセレブリティな服装がいい」とそのキャラクター作りも高く評価し、「発言の一つ一つが注目されて世界中に報じられる、そこまでやれる選手はこれまでの総合格闘家にはいないタイプ」と、その特異なキャラクター性こそがマクレガーをスーパースターたらしめていると語った。
そのマクレガーと対戦するのはドナルド・セローニ(36=アメリカ)。2011年よりUFCに参戦し、毎年コンスタントに3~4試合に出場する心身共に屈強なタフネスさを持つ。世界最高峰の舞台に立ちながらも、1か月もせずに次の試合に出場できるセローニを、宇野は「セローニもまた唯一無二の存在」と高く評価した。
そのセローニとマクレガーの対戦を、宇野は「名勝負製造機と突出したキャラクターを持つスーパースターの試合。面白くならないわけがない」と名勝負に太鼓判を押した。
マクレガー側の不安要素として「1年3か月ぶりの試合で、3年間UFCでの勝利から遠ざかっている。また2017年のフロイド・メイウェザー・ジュニア戦で大金を手にしてしまった。以前よりはハングリーさも薄れていると思うので、その辺のメンタル面がどう左右するか」とメンタル面に弱点が生まれている可能性を指摘。
対するセローニについては「勝てばこんなに美味しい相手はいない」とモチベーションは最高潮と分析。しかし「長年戦い続けてきたダメージの蓄積で打たれ弱くなっているし、反応も一瞬遅れることがある。マクレガーのような速い打撃相手は厳しい」と身体面に問題を抱えているとし、勝敗ズバリ「マクレガーの勝利」と予想した。マクレガーは2016年11月にアルバレスに勝利し王座獲得以来3年2ヶ月ぶりの勝利なるか。
<番組情報>
『生中継!UFC‐究極格闘技‐ UFC246 in ラスベガス UFC最強問題児マクレガー、全世界待望の復帰戦!』
1/19(日)午後0:00[WOWOWライブ]生中継
1/23(木)深夜0:00[WOWOWライブ]リピート
(両日ともWOWOWメンバーズオンデマンドにて同時配信)
【対戦カード】
<ウェルター級> コナー・マクレガー vs ドナルド・セローニ
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