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【KNOCK OUT】与座優貴、空手時代のライバル那須川天心・横浜流星の活躍に奮起「無敗でGP獲る」

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2020/01/29(水)UP

無法島GPに挑む与座、目指すはかつてのライバル・那須川天心や横浜流星の域

 2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』。本大会の目玉として行われる『無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX』に出場する与座優貴(22=橋本道場)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 与座は極真会館2017年第6回全世界ウェイト制選手権軽量級優勝の看板を引っ提げ2019年3月にプロデビュー。以来7戦全勝(3KO)の快進撃を続ける。変幻自在の強烈な蹴りを武器に対戦相手を圧倒する様子から、極真のエリート街道を突き進んで来たかに見える与座だが「よく『エリート』だと勘違いされるんですけど、ジュニアの頃は全く勝てませんでした」と、格闘技キャリアは苦難からスタートしていたことを明かした。

与座は極真世界王者の看板を引っ提げ昨年プロデビュー、多彩な蹴りで勝利の山を築く

 選手も設備も少ない環境の中、敗戦を重ねながらも試行錯誤を繰り返しながら地道に努力した与座。ある日「『早く戦いたい』と思いながら試合を迎えたことがあり、その時に優勝。この気持ちなら勝てると気づいてからは負けなくなりました」と勝ちグセを身に着けるきっかけを得たという。

 そんな中、与座の前に立ちはだかったのは一学年下の那須川天心、そして一学年上で現在俳優として活躍中の横浜流星だった。彼らは共に切磋琢磨するライバル同士だったが、中学2年生の大会では準々決勝で横浜と対戦し敗退。横浜はその大会で世界一に輝く快挙を成し遂げた。

那須川天心と横浜流星(左)の2ショット=20年1月5日放送『行列のできる法律相談所』にて共演@tesukawa.nanshin

 その後、那須川は先んじてキックの世界に戦場を移し、横浜は俳優の道へ進んだ。与座がプロ入りを決意したときに頭をよぎったのは、それぞれの舞台で輝きを放つその両名の存在。「昔は同じ位置だったけど、気が付けば頭が何個離れたかわからない。活躍している姿を見れば『負けられない』と思います」と再びライバルとして切磋琢磨し合える立場へ上がると心に誓った。

 その後知人の紹介で入った橋本道場では、極真世界王者であろうと一練習生として扱われる立場に。それが「いいな」と感じた与座は先輩からどん欲に知識や技術を吸収。デビューからわずか1年でKNOCK OUTのトーナメントに出場するまでに成長した。

鈴木(左)との無敗のホープ対決にも与座は「鈴木のパンチは『当たらない』と封殺予告(中央は漫画「無法島」作者の森恒二氏)」

 1回戦の相手は同じ無敗のホープである鈴木千裕(20=クロスポイント吉祥寺)。いつか戦うと意識し合ってきた両者は、鈴木が一撃必殺のダイヤモンドパンチ、与座が切れ味抜群の蹴りと武器も対照的。「パンチ対蹴り」の構図が予想されるが、与座は「自分もパンチを強化してきて、今の成長具合なら鈴木選手のパンチは『当たらない』と思います」と拳勝負を予言。「テーマは『距離感』」と掲げ、強打の鈴木を封殺する構えを見せた。

 この3月には大学を卒業し、4月から格闘技一本の生活になるという与座。「ただ勝つだけじゃなくて、お客さんが思わず立ち上がってしまうような試合をしなければいけない」とプロとしての成長を自らに課した。今回の無法島GPはこれ以上ない成長の場であり、優勝の看板は実績として十分。「面白い試合をして3つ勝って、無敗で無法島GPを獲ります」と、新時代の旗手に名乗りを上げる覚悟を見せた。

☆2.11 KNOCK OUT 対戦カード、イベント情報はこちら

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