【KNOCK OUT】初参戦の喜入衆、現J-NET王者との対決に「モチベーションが上がる」
2月11日(火・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』に出場する喜入衆(40=NEXT LEVEL渋谷)のインタビューが主催者を通じ届いた。
喜入は元LPNJ(ルンピニー・ジャパン)ウェルター級、初代MuayThaiOpenウェルター級、元J-NETWORKスーパーライト級の三冠王者。次戦で70戦目を迎えるキャリア19年の大ベテランである。
急遽となったKNOCK OUT出場のオファーに「このタイミングでオファーが来るとは思っていませんでしたが、そのうち今回のように代打的な感じでオファーが来るとは思っていました」と、いつか来るだろうと予想はできていたという。
今回の出場は昨年12月に対戦しLPNJのタイトルを奪われたUMAの代打。その試合を振り返った喜入は「あの負け方が悔しかったので、(LPNJタイトルを)取り返すのが最大のモチベーションとなっていましたが、彼が網膜剥離の手術をしたので、当分は再戦は無理なのかな」と目標を喪失。
そんな中「KNOCK OUTに出るというチャンスをいただいたので、『このチャンスを活かしなさい』と神様が言っているものと思います」と、降って沸いたチャンスに気持ちを切り替え、大一番に臨む構えを見せた。
対戦相手となる峯山竜哉(24=WSRフェアテックス西川口)の印象を「以前に一度対戦の話があり、Krushに出ていた時の映像を見ていたのでなんとなく覚えていました。Krushルールで負けていた試合だったので、今回のムエタイルール(ヒジ有り首相撲無制限)だともっとうまく戦ってくるんじゃないかな」と難敵を迎える構え。
その峯山は喜入が2010年10月に戴冠を逃したJ-NETWORKウェルター級の王者。「現チャンピオンと対戦できるのはモチベーションが上がる」と気合十分の様子だ。
ほとばしるような気迫を持つ喜入もすでに40歳。キャリアも終盤といえる中、戦い続ける理由を「好きなんでしょうね。今一億円もらってすぐにキックを辞めるかと聞かれたら辞めないと思います」とシンプルなキック愛と語った。今年41歳を迎え、若い頃よりもケガや体調面のトラブルは増えたというが「選手として人として父親として、総合的に強くあり続けたいという想いは常にあります」と、この先も戦いの場に身を置く覚悟を見せた。
J-NETWORKでデビューした当時、華々しく活躍していた選手達はすでに皆引退。そんな中でも引退については「まだ考えたことがありません」とキッパリ答えた。「戦う気持ちがなくなって弱くなっていると感じたら、引退する時と思いますが、今はそれは全くありません」と断言。まだまだリング上で喜入の雄姿を見る機会は多そうだ。
ジムの会員からKNOCK OUT出場を喜ばれたという喜入。「なかなかうまく行かないことで悩んでいる人たちが僕の試合を見て、少しでも頑張れば何とかなると感じてもらえたらいいな」と、戦う姿を通じて力を与えたいと願う。戦う40代の代表として、不惑の男が大舞台で光を放つことができるか。
☆2.11 KNOCK OUT対戦カード、イベント情報はこちら
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