【RIZIN】江幡塁が振り返る那須川天心戦、飛ばされたマウスピースは想定外
昨年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.20』において那須川天心(21=TARGET/Cygames)と対戦した江幡塁(29=伊原道場本部)が、自身のYouTubeを更新。那須川戦を振り返った感想を語った。
那須川と江幡の対戦は第14試合のセミファイナルで実現。33戦全勝25KOの怪物レコードを継続していた那須川と、8月に『KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント』を制覇し王者となった江幡の一戦は、国内キックボクシング軽量級頂上決戦とも称された。
那須川の敗戦もありうると注目された一戦だったが、開始直後から猛攻を見せた那須川が江幡を圧倒。江幡は2分40秒の間に3度のダウンを奪われ敗北を喫した。
江幡は今年1月25日に兄・睦と共同運営する「江幡睦・塁チャンネル」を更新。「RIZIN.20を終えて今の心境を語る!(那須川天心戦)」と題した動画に出演し、大晦日の決戦を振り返った。
那須川と直接対峙した感想について江幡は「スピード・パワーは警戒していたけど、一番特徴的だったのは出入りの速さ」と、数多くの難敵を翻弄してきた那須川のスピードに感嘆。「本当に素晴らしい選手で勉強になりました」と、素直に那須川の強さを賞賛した。
1R早々に那須川の左前蹴りでマウスピースを弾き飛ばされた江幡。試合を左右したかもしれない出来事の瞬間を振り返ると「普段の練習、試合、(8月の)ワンデートーナメントでもずっとしてきたマウスピースで、本当に一回も外れたことがなかった。正直外れたことは想定外というか、僕自身も経験がなかったこと」と驚くべき出来事だったことを明かした。
那須川の左前蹴りがオーソドックスに構える江幡の左アゴをピンポイントでとらえたことには「縦から斜めに入ってきた。本当にちょうどよく斜めの方から外れるところに入ってしまった」と分析した。
江幡が実演して見せた普段のマウスピースの外し方は、確かに左から右に斜めに持ち上げるような動作。那須川の一撃が奇跡的にその動作を再現したことには「僕もびっくりしました」と脱帽するほかないといった様子だ。
改めて2019年を振り返った江幡は「8月のトーナメント、そして(12月)31日の天心選手との試合、勝ち負けを経験して本当に僕は格闘家としてだけでなく、人生の成長をさせてもらったと思っています」と実りある一年だったと語った。そして2020年の活動について「これを糧にして前に進んでいきたい」と新たなスタートを切る構えを見せた。
江幡は那須川戦敗戦後、1月2日に兄・睦と親友・三浦春馬と並んで入場する写真、1月10日には自らの29歳の誕生日を機にした決意表明をSNSにアップしていたが、その他は大きな動きを見せていなかった。
今回久しぶりに姿を見せた江幡へファンからは「あなたは素晴らしい。選手としても人としても」「江幡選手に感動しました」「気持ちのいい方」と、選手としての評価に留まらず、その真摯で実直な人間性を絶賛するコメントが並んだ。
その1月2日のSNSでは「僕のストーリーはまだ序盤」と語った江幡。再び頂点を目指し歩み始める姿を見せてくれることに期待したい。
▼江幡が那須川戦を語る動画
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