【K-1】武居由樹、175cmの長身ムエタイ戦士に”スピード”で対抗「目が覚めるような試合を見せたい」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』の第3弾カード発表記者会見が、2月2日(日)都内にて行われた。
現K-1スーパー・バンタム級(55kg)王者・武居由樹(22=POWER OF DREAM)の参戦が決定していたが、対戦相手は昨年12月に続いてムエタイの強豪であるデンサーヤーム・アユタヤファイトジム(17=アユタヤ・ファイトジム)となった。「スーパーファイト/K-1 スーパー・バンタム級(55㎏)」で対戦する。
武居はK-1スーパー・バンタム級では破格の強さを示し続け、6月のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントでは全試合KOで優勝。前戦となった昨年12月にはムエタイ強豪のスリヤンレックとの大一番に挑み、ダウンを奪って判定勝利。しかし、最終ラウンドにスリヤンレックの怒涛に攻めに苦しむ場面も見られ、スタミナに反省点もあったようだ。戦績は24戦22勝(16KO)2敗としている。
対戦相手のデンサーヤームは、17歳ながら100戦を超える戦績を持つムエタイ戦士。175cmのサウスポーでロングリーチを生かした蹴り技を得意としている。TV局が主催するムエタイイベント「True 4U」のバンタム級トーナメントでは優勝という実績を残しているファイターだ。
今回の対戦は「武居と所属ジムからのリクエストもあって実現した」と中村K-1プロデューサーからの紹介があった後、武居は「タイ人とこれまで2戦してKOしたことがないので3度目の正直で倒したいです。K’FESTAは試合数多いけど、KOで倒して会場を盛り上げたいと思います」と意気込む。
前回のスリヤンレック戦を振り返って「良かったのは、1Rで2回ダウン取れたということでそこが勝因かなって思いました。効いたパンチはなくてパンチが見えていたのはいい点でした。反省点は、自分の準備不足でスタミナがなくて足がフラフラでした」と自身の調整に問題があったことを反省点に挙げた。
今回の対戦相手は身長が175cmと軽量級ではかなりの長身だ。対戦相手の身長が高い場合、遠い距離での蹴りを何度も被弾してしまうことや、相手のパンチが打ち下ろしになることで武居にとっては脅威になるだろう。「ムエタイのリズムに捕まらないように、自分のスピードとパンチで倒したいと思っています」と相手の体格差には自身の速度で対抗していく構えだ。
どんな試合になるかという質問には「どうですかね。やってみないとわからないですけど、過去2戦に比べて今回は噛み合うようにしたいと思っています。タイ人にこだわったのは倒せていないこともあるし、日本人選手とはやっても意味がないと思っている部分もあって、タイ人が強いと思ってやりたいと言いました」と前回タイ人と戦った後に、「楽しかった」と語っていたように、ワクワク感をあらわにする。
「倒し方は、今年のベストKO賞に選ばれるようなインパクトのあるKOを見せたいです。技は決まっていないが、蹴りでもパンチでも倒したいし、目が覚めるような試合を見せたいと思っています」とファンに圧倒的なKO勝利を誓った武居。埼玉の大舞台で、武居はK-1 王者としてどんな戦いを見せるか。
●編集部オススメ
・武居由樹が3度ダウン奪取、最終R大苦戦も判定で振り切る(動画あり)
・武居由樹、超強豪タイ人に苦戦も「初めて楽しいと思えた」=一夜明け会見 ツイート
・レオナ・ペタスが村越優汰を相手に「K-1王者はグダグダになっていた、Krush王者としてKO勝ちする」
・卜部弘嵩と高橋ユウ夫妻に第一子が誕生「妻にも息子にも感謝です!」
・元K-1ガールズの松嶋えいみ、キックでボディメイクし新作DVD
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!