【K-1】江川優生がKrush王座を返上し大舞台へ、南米の世界王者迎え「カウンターにカウンターを合わせる」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』の第3弾カード発表記者会見が、2月2日(日)都内にて行われた。
会見の最初に、第3代K-1フェザー級王者・江川優生(21=POWER OF DREAM)は自身の保持していた「第4代Krushフェザー級王座」を返上することを発表した。その江川は『K’FESTA.3』で「スーパーファイト/K-1フェザー級」において、ファク・スアレス(30=アルゼンチン)と対戦することになった。
江川は同大会に出場するK-1スーパー・バンタム級(55kg)王者・武居由樹と同門の21歳。強烈な左ボディフックを武器にメキメキ頭角を現して、昨年1月に西京春馬からKrushフェザー級のタイトルを奪取した。その後、11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントに参戦すると、先輩の武居に続くように全てKO勝利で優勝。Krushのベルトと合わせて2冠王に輝いた。今回はKrushのベルトを返上して、K-1の大舞台で海外の強豪を迎え撃つ立場になった。
対するスアレスは南米の立ち技格闘技イベント『WGP Kickboxing』 -60kgの世界王者に輝いている強豪だ。多彩なパンチのコンビネーションとローキック、そして打ち合いを好むファイトスタイルが持ち味だという。江川との対戦には「江川の攻撃に全てカウンターを合わせてやる。俺は日本で歴史を塗り替えることしか考えていない」と意気込んでいる。
そのコメントを聞いて江川は「初めてのベルトを獲ってからの試合で真価の問われる第一試合になるので、今回も応援よろしくお願いします」と語る。王者になり、負けられない立場になったことを自覚しているようだ。
対戦相手の印象を聞かれると「本当に何でもできて、序盤、中盤、終盤、隙がない選手だと思っています」とパーフェクトな選手だというが、「構えはムエタイっぽくて、結構パンチャーで自分と噛み合う感じはします。カウンターにカウンターを合わせられるのが俺なので、打ち合ったら勝つ自信はあります」と打ち合いは辞さないという。
外国人選手の力強さは前回11月のトーナメントを終えた後にも語っていたが、「スパーリングでは階級が上の選手とやっていて、今回は一個階級上のチャンピオンですけどパワー負けはしないのでそこは楽しみです」と自分には、海外の選手の力は通用しないと言い切る。
トーナメントの時から変わったところは明確にはないというが、「技術的にも良い自分を見せられたらと思います。コンビネーションを磨いていきます」と更に自分のスタイルに磨きをかけている。「前回のトーナメントもあって注目されるようになったので、江川は凄いという試合がしたいし、存在感を見せたいです」と強く意気込む。
Krushとの二冠といえば、K-1のカリスマ武尊もその偉業を達成していたが、「武尊選手は自分がデビューする前から一番輝いていて、追いついて追い越せるような選手、存在になりたいです」と今後の格闘技人生ではカリスマ越えを狙うとコメントした。
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