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【K-1】林健太、卜部功也の敵討ちへ中国のシュアイと対戦、ゴンナパーには「ずっと待ってる」

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2020/02/02(日)UP

対戦が決定した林(左)vsシュアイ(右)

 3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』の第3弾カード発表記者会見が、2月2日(日)都内にて行われた。

  K-1ライト級王者・林健太(25=FLYSKY GYM)が「K-1スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R」でジュー・シュアイ(24=中国)と対戦する。

  林は一昨年12月の『K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント』で優勝。昨年、勢いのまま3月『K’FESTA.2』で王者・卜部功也の持つベルトに挑戦すると、下馬評を覆す勝利で、第3代K-1ライト級王座に就いた。王者になっての初戦は8月の大阪大会でトルコのデニス・デミルカプにダウンを奪われたが、逆転KO勝利、11月のラウェイ王者・金子大輝との異種格闘技戦でもKO勝利と抜群の破壊力を見せている。

卜部をKOしたシュアイ(右)

  対するシュアイは、中国では初代K-1ライト級王者ウェイ・ルイの弟分として知られており、WLF-60kgの新人王を獲得するなどの実績を持つ。昨年7月のKrushと中国の全面対抗戦では、卜部功也を1RKOで下して、絶大なインパクトを日本のファンに植え付けた。今年1月には、ホームリングの武林風で朝久裕貴に1R左フックでダウンを奪って判定勝利。まさに日本人キラーといったような実力の持ち主だ。

 対戦が決まって「去年3月に『あの卜部功也に勝ってチャンピオンになって凄い』と言われたけど、シュアイ選手に功也君が負けてしまって、3月の戦いが少し周りから見ると霞んでしまっているのが自分でも悔しかったです。後輩としてもKOで負けたのが悔しかったので絶対にやり返してやろうという気持ちでいたので、対戦が決まって凄く楽しみです」と目を輝かせる。

 シュアイの印象を聞かれると「ウェイ・ルイ選手みたいに拳が硬そうだなと思って、パンチメインの戦い方だったので、僕とやればすごい打ち合いになるんじゃないかなと思うので楽しみです」とパンチ主体の自身のスタイルと戦うと噛み合うと予想している。

昨年11月にはラウェイ王者・金子をマットに沈めた林(右)

 現在、林が強化している部分は“パンチの基礎”だという。「徹底的にステップを使えるようにボクシングジムに行かせて頂いて、鏡の前でジャブから1時間、ステップから1時間、本当に素人が教えてもらうみたいに1からやり直しています。パンチの技術はステップから強くなっている自信があります」と成長を実感している。

 シュアイのパンチが硬いことは、これまでの実績で明らかだ。それを目にしていた林は「(自分と)長所は全く同じかなって思います。相手がめっちゃ打ち合う気で来るのであれば、やっぱり蹴りの練習もしようかなと思ってます(笑)」という。蹴り技での決着もあるのか。

 林に対戦要求しているゴンナパーについて聞かれた林は、「その質問待っていました(笑)ゴンナパーは『僕のことを怖がっているとしか思えない』と言っていて、そもそもこっちは1年以上前からずっと待ってるんですよ」と反論する。

意気込みを語る林

 最後に「自分は夏にゴンナパーと戦いたいし、次は夏にゴンナパーとやるから待っといて。マジで。僕自身のためにも功也くんのためにもゴンナパー戦のためにも絶対負けられないのでしっかり頑張ります」と意気込んだ。この試合をクリアーしてゴンナパーとの1戦に一歩踏み出せるか。

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